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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

釣れない3時間の後に  

この日、あてにしていたポイントはことごとく空振り
あまり期待せずに、前回そこそこに反応があったポイントへ移動
この時すでに、釣れない時間は3時間を超えていた
釣りおいて、頑張ったからといって必ず釣れるものではない

巨匠、開高さんは『釣りは運・勘・根である。つまり人生だな』と言っている
そして『魚釣りには神様の助けがちょっと必要です。道具だ、餌だ、忍耐だ、お天気だといろいろ必要ですが、
最後には神様が小指をちょっと動かしてく下さると、違いが出ます。どえらい違いが出ます』
これは、運=神様 ということ

この日、釣れない3時間の後に、神様がちょいと小指を動かしてくれたのでした
ぴったりの枠サイズ38cm
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きれいなレッドバンドの持ち主は46cm
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釣れたのは、長い時間川を歩いてロッドを振り続けた結果なのか
神様が小指をちょちょっと動かして魚をやる気にさせてくれたのか
それとも偶然、やる気のある魚の居場所で竿を振ってのことか
いやいや、そもそも偶然というのは神様の手助けによるものだろう
・・・などと、自問自答の帰り道でありました ^^

ツユクサ(前の週のもの)、もう種になってしまい来年のお楽しみ・・・
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開高さんは、「すべての釣り師は“偶然の子”であると言いきってもよろしいかと思われる」
という言葉も残していたなあ

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