fc2ブログ

北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

はじめの一匹だけの日  

終わってみれば初めのうちに釣れたこの一匹だけ
_1040099.jpg
それでもこの一匹が釣れるか釣れないか、大きな違いがあります
一匹も釣れない日は疲れが抜けない上に、寝付きが悪いものです

ねこじゃらしも秋の色
_1040107.jpg

川の景色は秋が深まってきました
_1040109.jpg

この日は、来る方向を間違えたかな・・・

秋色の湖面  

10月24日の月寒公園、周りの木々の色を映した湖面にマガモとキンクロハジロ
見る位置によって変わるその色は、芸術的な色彩としか言いようがありません
水と光と木の葉が織り成すキャンバスに水鳥が泳ぎます

_1040013.jpg

_1040019.jpg

_1040033.jpg

_1040032.jpg

マガモと並ぶと大きさの違いがわかります
_1040021.jpg

キンクロハジロはその名の通り、目の色の金、頭の黒、羽の白からによるもの(オス)
1枚目はメスの若鳥、二枚目はオスですが若鳥のため白くなっていません

或る日の公園②  

今月初旬、二つの公園の様子です
上二枚は西岡公園、下二枚は豊平公園です

今年は山に近い公園では、ちょくちょく姿を見せてくれるキバシリ
NIZ_2429.jpg
尾羽を幹に押し付けて体を支える養子はキツツキ類のようですが、別の科に分けられます
北海道のものは亜種キタキバシリとされています

アオジ♀、そろそろ南の方へ移動し始めたようで鳴き声も少なくなりました
NIZ_2520.jpg

散歩の人の足音を危険と察知した様で、一目散に木の上へ走っていきました
NIZ_2451.jpg

可愛い花イヌサフランは、少しずつ勢力を広げているようです
NIZ_2442-1.jpg

公園のエゾリス  

今月初めの豊平公園
目当ての野鳥は出てきませんが、エゾリスくんが撮影に応じてくれました
松の実を食べたり・・・運んだり・・・冬に向けて忙しそうに動き回ります
エゾリスは冬眠せずに、食べ物を色んな所に蓄えたものを食べて暮らします
これからは大忙しの季節です ^^

NIZ_2398.jpg

NIZ_2406.jpg

NIZ_2401.jpg

NIZ_2395.jpg

オシドリ(鴛)  

カモ目 カモ科 全長45cm(オス)
英名 Mandarin duck

オスは豪華で派手な色使いの羽をまとってます
NIZ_2530.jpg

北海道では4~5月に渡ってくる夏鳥
この日(10/15)を最後に旅立ったみたいです
NIZ_2532.jpg

マガモのメスと2ショット
NIZ_2537.jpg
当たり前だけど意識している様子はなく、素っ気ない感じでした ^^
NIZ_2539.jpg

先週のアメマス  

先週の尻別川、同じプールでニジマスの後に出てきた
P1120819.jpg
毎年のことながら晩秋から来春にかけ、この魚をメインとした釣行に勤しみます
この日のように、これからの一時はニジマスとアメマス、同時に会える日があるはず
楽しみです ^^


マツヨイグサ(待宵草)、花びらが重なっていないのでアレチノマツヨイグサかも・・・
P1120798.jpg
月見草ともいいますね、何ともすてきな名前、名付けた人にあっぱれ!です
4種類ほどあるようですが、北米からの帰化植物とのこと

アライグマ(洗熊)  

アライグマは北米原産の動物であるが、テレビアニメーション番組の放映もあり、ペットとして日本に輸入されて以降、これらのアライグマが逃げ出したり捨てられたりしたことが野生化の原因になっています
北海道におけるアライグマの最初の野生化は、昭和54年(1979年)に恵庭市内において飼育されていた10頭程度のアライグマが逃亡し、酪農地帯に定着したのが始まりと言われています ~北海道環境衛生部~

今では全道各地に生息し、昨年度の農業被害は1億2千万円にもなるようです
また、野鳥の繁殖地の消滅や絶滅のおそれがある動物の捕食が確認されているとのこと

可愛いんだけど特定外来生物です
NIZ_2469.jpg

とても力が強く木登りは得意なようです
NIZ_2465.jpg

動物園だけで飼育されればよかったのにね
NIZ_2464.jpg

農業被害や野鳥捕食だけでなく、ニホンザリガニやエゾサンショウウオなど在来種の捕食被害もあるようです
また、生活圏が重なる在来のエゾタヌキへの影響も危惧されます
春先の釣りに行く途中、郊外の道路でエゾタヌキが交通事故で倒れている姿をよく見かけます
しかし、アライグマが事故にあった姿を見たことがないのはどうしてでしょう・・・

釣れない3時間の後に  

この日、あてにしていたポイントはことごとく空振り
あまり期待せずに、前回そこそこに反応があったポイントへ移動
この時すでに、釣れない時間は3時間を超えていた
釣りおいて、頑張ったからといって必ず釣れるものではない

巨匠、開高さんは『釣りは運・勘・根である。つまり人生だな』と言っている
そして『魚釣りには神様の助けがちょっと必要です。道具だ、餌だ、忍耐だ、お天気だといろいろ必要ですが、
最後には神様が小指をちょっと動かしてく下さると、違いが出ます。どえらい違いが出ます』
これは、運=神様 ということ

この日、釣れない3時間の後に、神様がちょいと小指を動かしてくれたのでした
ぴったりの枠サイズ38cm
P1120790.jpg

きれいなレッドバンドの持ち主は46cm
P1120805.jpg

釣れたのは、長い時間川を歩いてロッドを振り続けた結果なのか
神様が小指をちょちょっと動かして魚をやる気にさせてくれたのか
それとも偶然、やる気のある魚の居場所で竿を振ってのことか
いやいや、そもそも偶然というのは神様の手助けによるものだろう
・・・などと、自問自答の帰り道でありました ^^

ツユクサ(前の週のもの)、もう種になってしまい来年のお楽しみ・・・
P1490755.jpg

開高さんは、「すべての釣り師は“偶然の子”であると言いきってもよろしいかと思われる」
という言葉も残していたなあ

或る日の公園  

カラ類が活発になる季節です
貯食をするヤマガラは2~3箇所を行ったり来たり
NIZ_2355.jpg

ツリバナの実とシジュウカラ
NIZ_2373.jpg

南へ渡る途中のキビタキ♀、春と秋に顔を見せてくれます
NIZ_2370.jpg

今年はよく出会うエゾリスくん
NIZ_2374.jpg

秋咲きのバラ
NIZ_2379.jpg

何色も咲く中で、必ずピンク色にカメラが向いてしまう ^^
NIZ_2380.jpg

久し振りの本流  

2021/10/5(火)
久し振りの尻別川、長い旅を経て繁殖に戻って来た鮭が何匹も見える流域
産卵して流された卵のおこぼれに授かっているニジマスがいるかと思って流してみたけれど
全くのノーバイトだった
いつものパターンに変更して、要所要所を流すと
それなりに反応して、元気なニジマスが何匹か出てきてくれた

P1490738.jpg

P1490746.jpg

P1490749.jpg

エゾノコンギクにしては赤味があり、花びらもやや幅がある
アズマギクにしては花びらの数が少ない・・・う~ん?
P1490753.jpg

2年前は50アップや60ジャストも釣れたのだが、去年は泣かず飛ばずだった
もしかすると今年はこれから、期待ができるかもしれない ^^

今年最後の岩魚  

前回アップの小渓流のニジマス、この日に釣れた岩魚、27~8cmだったような・・・
ニジマスに負けてしまうのか、年々、その数は減っているように思える
そのほか、15~6cmサイズが2匹反応しただけだった
もう少し上流に行けば、そこそこのサイズが何匹か相手になってくれそうだったが
そろそろ彼らも繁殖の季節を迎えるはず
ニジマスと上手く共存してもらうためにも、深追いせずに今年最後の岩魚としました
P1120747.jpg

岩魚が棲む小渓流の釣りは、また来年・・・
P1120703.jpg

豊平公園のエゾリス  

ひょっこり顔を出したエゾリスくん
NIZ_2358.jpg

木の上にクルミを運んでいるようでした
NIZ_2360.jpg

松の実は大き過ぎたのか運びきれず
NIZ_2361.jpg

食べ始めたエゾリスくん
NIZ_2366.jpg

満足げな様子です
NIZ_2367.jpg

秋咲きのバラの花もたくさん咲く公園です
NIZ_2381.jpg

▲Page top