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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

時々小雨の釣り日  

9月22日、降水確率50%の日
午後から小雨が降ったり止んだり
本降りにならなければ、たまに雨の日もいいものであります
レインギアなしで突然の雨に当ったことなど思い出しながらも
30cmまでのニジマスに5~6匹遊んでもらい満足の一日
とは言え、歩いた歩いた・・・
林道ではなく、川に沿って長い時間歩くのは、なかなかのものです

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内径30cmのネット、ちょいとはみ出るサイズ
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タニソバ(谷蕎麦)、この時期は葉が色付いてきれいだ
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赤とんぼ
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昔、フォークデュオの「あのねのね」が
赤とんぼ
赤とんぼの羽を取ったらアブラムシ♪・・・・って、歌っていたなあ ^^

カイツブリ(鳰・鳰鳥・鸊𪂬)  

カイツブリ目 カイツブリ科 全長 26cm
英名 Podiceps ruficollis /Little Grebe

北海道では夏鳥、小魚や水生昆虫を主食としているようです
日本で見られる5種のカイツブリの仲間の中で最小とのこと
西岡公園で「ケレケレケレ」、「キュリリリー」という、けたたましい声を耳にいていましたが
カイツブリだったのです

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テングタケ
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写真映えしますが、毒キノコですね

オショロコマ・虹鱒・大文字草・コクワ  

2021/9/14(火)の釣り
この日もオショロコマ探しの釣行
川に出て、途中のポイントには目もくれず一時間ほど上流へと歩いて釣り始め
魚の反応がないままさらに30分ほど釣り上がってから
ようやくオショロコマとご対面!!
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魚影が薄いからか、立派なサイズ23~4cmだったと思う
年齢を感じさせる風貌
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この他、20cm弱が2匹反応したが、熊の糞ともタヌキの溜め糞とも判別しかねる排泄物を見つけ
笛を吹き、手を叩き、鈴を鳴らして退散です

釣り上がる途中のダイモンジ草
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開けた流域に戻って、いいニジマスが遊んでくれた
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もう一つの目的だったコクワも収穫
ご覧の通り、ベビーキウイとも呼ばれます
本州ではサルナシという名が一般的かも・・・北海道は猿がいないのでコクワですね
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熟したものを食べ、残りは焼酎に漬けて仕込んでみました
初のコクワ酒、3ヵ月後が楽しみ ^^

キセキレイ(黄鶺鴒)  

スズメ目 セキレイ科 全長 20cm
英名 Gray wagtail
北海道では夏鳥です
渓流ではお馴染み鳥、いつも尾っぽを上下に振っています
喉元が黒くないので、メスと思われます
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季節的か年齢か、黄色味がやや薄い個体です
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黄色つながりで、キンミズヒキ(金水引)
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風の揺れにあわせて・・・

オショロコマ探し  

このゴルジュ帯の上流はオショロコマが生息しているはず…と、勝手に決め付けていたが
オショロコマどころか魚の生体反応は全くなかった
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別の日、生息している川へ安否確認に行ってきた
以前、お持ち帰りの釣り人が入っていたので気になっていたが
元気な姿を確認できて一安心です

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17~8cmがアベレージサイズ
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この魚は特にキレイだったのでアップで
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イヌタデ、林道脇でひっそりと
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岩魚の楽園が危機 ②  

多い時は70匹くらい持ち帰るという餌釣り師が入る流域
林道から川へ降りる場所周辺はほとんど魚の反応がない
それでも500m~1kmくらい釣り上がると、そこそこに反応が出てくる
林道と川が近づく場所が少ないことで、岩魚が守られているようだ
しかし、体力のある複数人が入渓して持ち帰るようになってしまうと
瞬く間に、魚影はなくなってしまうだろうね

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この川の岩魚は、頭頂部まで虫食い紋様がある
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お腹の下側は黄色から橙色の着色がある
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頭が小さく背中が盛り上がった八頭身の体型
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花火のようでキレイ
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この素晴らしい流れに棲む岩魚の安否確認に、年に一度は訪れようと思っている
岩魚にしてみれば余計なお世話かもしれないけどね

キングフィッシャー  

カワセミは英名でKingfisherという通り、魚獲りの王様です
予期せぬ出会いでカメラ任せ故、今ひとつの画像ですがラッキーチャンスでありました

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キノコのシーズンです
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家に帰って画像を調べると
上下ともにタマゴタケっぽいのすが、確信が持てません
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公園の中でも、翌日には見当たらなかったから正解かも・・・^^


岩魚の楽園が危機  

2021/9/7(火)の釣り
魚が遡上できない高さの砂防堰堤の上、そこに岩魚の楽園がある
7年振りにその区間で竿を振った
林道で原付に乗った地元の餌釣り師に会ったのだが
何でもこの時期、イワナはもっと上流へ移動していると言う
さらに話す中で、びっくりする事に、何と!多い時は70匹位お持ち帰りになるらしい
ヤマメの新子なら聞いたことはあるが、イワナをそれだけ持ち帰るなど初めて聞いた
岩魚の楽園に危機が迫っている
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さすがに川へ降りた辺りは魚影が薄いが、そこそこ上流へ行くに従い反応が出てくる
しかし、餌釣り師が得意とする大場所は全く無反応であり、尺超えサイズは一匹も出てこなかった
それでも24~28cm位ながら、みんな筋肉質で均整の釣れた、いい岩魚だった

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岩魚と大文字草  

大文字草は、この時期の楽しみの一つ
花の命は短くて・・・終わっている花もかなりあったけれど何とか間に合った
そして、いい岩魚も釣れてとてもハッピーな時間でありました

名前の通り、花びらが「大」の字のようでしょ
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所々、岩肌に群生する花です
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ジャスト30cm、いわゆる尺岩魚
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何匹かの元気がいい岩魚に遊んでもらえた一日
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可憐な花とキレイな岩魚、この川の流れがいつまでも保たれますように・・・

保護色  

上の二枚はキバシリ、その下二枚はアオジの幼鳥
隠れ身の術ですね

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多分、ハッカではないかと・・・
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たまには本流  

上流域の釣りが続いていたけれど、たまには尻別川本流へ
釣り友からの50サイズの情報があった場所を、自分としては丁寧に流したつもり
そこそこの距離を釣り下ったのだが・・・一度のアタリもなく終了地点に到達
少し迷って、さらに下流域へ移動するものの・・・ウグイ君が相手になってくれただけ

そして困った時のポイントへ移動し、ようやく出てきたニジマス
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上流域での低番手ロッドだと、いいサイズではあります


ところどころに咲く紫色のアクセントは、エゾミソハギ
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ツユクサ、大好きな夏の花
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期待がはずれた釣り人のような・・・虚ろな表情にも見える
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「釣れない釣り人は哲学者、釣れた釣り人はただのお調子者」・・・夢枕獏
釣れなかったわけではないけれど、ただのお調子者になれない日でありました

カワセミ(翡翆)②  

ブッポウソウ目 カワセミ科 全長17cm
英名 Common Kingfisher

誰にも知られずに撮っていた公園も、最近は5~6人の人だかりになることもあります
人だかりは苦手だなあ

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