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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

竿抜け区間の岩魚  

1kmにも満たない区間で2桁に届くくらいの岩魚が反応してきた
前回アップの45cmニジも同じ区間
昨年、この区間に入った時は岩魚が一匹だけの反応だった
今回は少し古い足跡が一人分だけあったが、釣り方も違ったのだろう
ここぞというポイントでは、ことごとく反応してきた
しかし、あまりもあっさり釣れると魚に対して申し訳ないような気持ちにもなってくる
撮影後は、心からの感謝をもって見送ったのでした

アメマスと言ってもいいくらいの色合い
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こちらは岩魚らしい色合い
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日陰のポイントから出た、泣き尺(30cmに少しだけ足りない)、ほぼ尺
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エゾノコンギクのちょっとした群生
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オオルリ(大瑠璃)のメス  

スズメ目 ヒタキ科 全長16~7cm
英名  blue-and-White flycatcher

多分、オオルリのメスと思われます
きれいな青い羽のオスに比べ、メスは目立たない姿だけれど可愛い
オスも撮りたくて粘ったけれど、残念ながら姿を現さなかった
ゴジュウカラとシジュウカラは来たのだけれど・・・

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2番ロッドに限界サイズ  

2回目のモデルナワクチン副作用
38度の発熱は一日で回復したけれど、赤い発疹が出て痒くてしかたない
初めは虫刺されと思ったけれど微妙な広がり方をして、ググったら副作用らしい
釣り場にいる時は何ともないのだけれどね

そんな状態のせいか、3番ロッドを持って来たつもりが何故か2番ロッド
こういう時に限っていいサイズが出るものであります

まずは27cm
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この後、ちょうど30cmの虹鱒をネットアンドリリース
カメラを構えたら逃走しました

そして
この流域では最大クラスと思われる45cm
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プール下の荒瀬に入られたら、たぶんバレるかラインブレイクか・・・
ファースト気味のアクションとはいえ2番ロッド、折れるんじゃないかとハラハラしました

ゲンノショウコ(現の証拠)
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効き目が早い薬草であることからの名前らしい
駐車場所にも咲き始めていましたよ

先週の一匹  

先週の釣りは、二人の先行者が上がった後の厳しいもの
平日は釣り人を、ほとんど見かけなかった釣り場も
最近はかなりの確率で先行者が入っている

白泡に投じたセミフライに出てきた一匹
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カワラハハコ(河原母子) とても良い香りを漂わせる花
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エゾノコンギク
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渓相は素晴らしいけれど、魚は相当シビアな反応でありました


カワセミ(翡翆)  

ブッポウソウ目 カワセミ科 全長17cm
英名 Common Kingfisher

漢字の「翡翠」は、元来この鳥を表す言葉だったようです
そしてフィッシャーの英名通り、川魚を獲って食べています
漁法は、長いくちばしを用いてのダイビング
北海道では夏鳥、何故なら冬には川が凍ってしまうからです

一週ほど前に「チーチー・・・チ・チ・チ」と大きな鳴き声が聞こえて見渡すと
いましたね! しかも大物を咥えて・・・
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木の枝をかわして何回かシャッターを押したけれど
どうしても逆光になり美しい色が出ません
慌てて露出補正をしてもこの程度
立ち位置を変えよと試みていていると、案外と早食いのようで飛び立ってしまい、残念!
しばらく粘ったものの現れずにその日は断念

それから三日後、何とか宝石のような色合いで撮ることが出来て感激 

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釣り場では、目の前を飛んで行く姿やホバリングする姿を見ることもあるけれど
自分で撮影した姿は格別であります

アオジ(青鵐) ②  

スズメ目 ホオジロ科 全長16cm
英名 Black-faced Bunting

やや緑がかった黄色いお腹が名前の由来のようです
日本の鳥の名前は緑を「アオ」、青色は「ルリ」と呼びます
緑色のアオバト、青色のオオルリやルリビタキが代表的です
アオジのお腹は、どちらかと言うと黄色味の方が強いですけどね

顔が黒いのはオス
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メスはこんな感じで可愛らしい
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光の当り方でずいぶんイメージが変わります
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尻別川のヒヨドリの花
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同じくクルマバナか・・・ イヌゴマかも・・・
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尻別川中流域の釣り  

2021/8/12(木)の釣り
今年はあまり芳しくない尻別川だが、そろそろ良い魚が出るかもしれないと足が向いてしまう
中流域に入った後、下流域へ移動しようとと思っていたものの
なぜか、いつもの中流域を2箇所ほど入って終了
おそらく、6月にバラした大型魚の感触がそうさせたのだろうね
期待したサイズは出てこなかったけれど、数匹のニジマスが遊んでくれたのでした
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ツユクサ、昼には花を閉じていまうことから朝露のようにはかないと名付けられたよう
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ヒヨドリバナ、咲きはじめたつぼみと朝露
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ミズアオイ
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田んぼの横にたくさん咲いておりました

センダイムシクイ(仙台虫喰)  

スズメ目 ムシクイ科 全長12.5cm
英名 Eastern Crowned Leaf Warbler

きちんと聞いたことはないけれど
「チイ チヨ チヨ チイー」「チチョ チチョビィー」などとさえずるようです
このさえずりの「ちよ」が「千代(せんだい)」となり、いつしか「仙台」となったのが名前の由来とか
主食は勿論、虫であります
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カンボク?ノリウツギ?か、白い花の中でも食事をしていましたよ

ぽっちゃり系の虹鱒  

2021/8/5(木)の釣りの続き

岩魚と虹鱒が上手く棲み分けているのか、大岩魚が出たポイントで虹鱒も出てきた
午前中に入った2km位の区間では、ほぼ半々の割合であったが
以前は虹鱒の方が圧倒的に多かったと記憶している
持ち帰り釣り師が多く入ったいた所だったので、案外、虹鱒が抜かれてた結果かも知れない
それはそれで、岩魚が健在なのは嬉しい限り

午後から入った流域は、釣り師の痕跡がほとんど見当らなかった
そして出てきた魚の大半が虹鱒だったので、上記の推理は当っているのだろう

多くはこの位のサイズだったが・・・
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速い流れの脇のちょっとした深みから、セミフライを追いかけるように咥えてきたのは
ぽっちゃり系のグッドサイズ、流れてくる餌を独り占めしていたのだろうね
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2番ロッドには十分すぎるサイズ、はらはらワクワクの時間でありました
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名前は調査中、淡い紫がいいね
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エゾノコンギク、夏から秋に咲く花
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季節は少しずつ移ろっていますね

道南の大岩魚と美しい岩魚たち  

2021/8/5(木)
珍しく、Mちゃん・W氏との三人での釣り
複数人ということもあり、一人ではなかなか足が向かない流域へ
というのも、過去にはクマの痕跡がやたらと目に付く所だったのでね

43cmの大岩魚は、大場所の深みから出てきた
ブルーがかった白斑の持ち主で、腹は色づいていない
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この28cmは、白斑の中に薄い橙の班も混じっているように見える
その斑点はぼやけることなく、くっきりとしている
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こちらは魚体自体が薄い橙を帯び、26cmの割にはパーパークが残っている
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夏の花エゾアジサイ、その葉は虫たちの好物らしい
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何年か前に釣っていた頃は、お腹が色づいているかどうかしか気にしていなかった
最近、岩魚の模様や色合いが妙に気になって
これからは、背中と側面をきちんと撮影しておこうと思っております

オオアカゲラ(大赤啄木鳥) ②  

キツツキ目 キツツキ科 体長28cm
英名 White-backed Woodpecker

北海道のものは、亜種でエゾオオアカゲラとされています
アカゲラよりも警戒心が強いのか分かりませんが、なかなか射程内に来てくれなかったオス
先月中旬の嬉しい出会いでした ^^

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頭頂部の赤い羽毛(アカゲラは後頭部)と、胸から腹にかけて黒い縦の斑で見分けられます
それと、腹から尻にかけての赤色は淡いのが特徴です

エゾイワナとヤマメの渓でアメマス  

札幌は真夏日が17日連続で、これまでの連続記録に並んだとか
多分、明日は記録更新間違いなしでしょう
モデルナアームの不快感は治ったけれど、寝苦しい夜が続きます ^^;

エゾイワナとヤマメの渓で釣れたアメマス、白泡の中から出てきた
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上流まで、海と川が遮る物なしく繋がっているのはいいものです

クサフジ
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淡い藤色が素敵な花

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