fc2ブログ

北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

エゾリス(蝦夷栗鼠)  

松の木の下を通ったら「ボリボリカリカリ」と音を出していたいたエゾリス
NIK_8117.jpg

ほとんど動かず一心不乱にクルミをかじっていましたよ
NIK_8118.jpg

少し上にいたもう一匹、器用に足で枝につかまっておりました
NIK_8129.jpg

冬の間の行動は、朝のうちに限られているようです
この日は10時くらいの撮影だった
NIK_7318.jpg

どうりで鳥を撮った帰りには見つけられないはずだ・・・

体高のあるアメマス  

前号のつづき
この日、帰る時間が迫ってきた午後3時に最後の一匹
普段なら流すのをやめてしまう浅瀬でフライを咥えてきた
釣り人のプレッシャーがない時は、思いがけない場所にいるものです

体高があり重量感たっぷりのアメマス、川にいる海アメといったところでしょうか
こんな魚に会えるのが、この川に通う理由であります
P1480323.jpg
お腹が白飛びしてしまったのが残念!
今釣行の三匹は、頭頂部にも虫食い紋様があるタイプでした
釣れてくれてありがとー ^^

おまけ画像
NIK_8142.jpg

氷が流れる川でのウエーディングは、マガモの足がうらやましくなりますね

遅ればせながら初釣り  

2021年1月26日(火)
真冬日の合間の釣りなりそうな日、ライブカメラ映像で氷が落ちたのを確認しての釣行
勿論、アメダスで天気図・気温の確認もね
数年前までは来てみて、釣りにならないことあったけど、便利になったものです

この川のレギュラーサイズといったところの52cm
P1480319.jpg

ドーナツ状の水玉を散りばめた62cm、遠出した甲斐があった~ ^^
P1480314 - コピー
昨年の今頃もドーナツ状の水玉を持つ2匹を写真に収めた
アメマスの絶対数が減ってきて、成長の早い個体が増えているのだろうか・・・

この冬の寒さを物語る川景色
P1480316.jpg

予定していたポイント3箇所のうち2箇所は30%くらいの解氷状態だった
あと一ヶ月は、風と氷の状態を見ながら行くしかなさそうだ

ヒレンジャク(緋連雀)②  

スズメ目 レンジャク科 全長18cm
英名 JapaneseWaxwing

少し前の画像ですが、雪で水分補強をしていたようです
それから、好物のナナカマドの実を食べていました

NIK_6875.jpg

NIK_6876.jpg

NIK_6878.jpg

NIK_6932.jpg

この公園のナナカマドの実、ヒレンジャクとツグミがほとんど食べてしまい
たまにツグミの姿を見るだけになってしまいました ^^;

ツグミ(鶇)②  

スズメ目 ヒタキ科 全長24cm
英名 thrush

シベリア方面から越冬のために渡来する冬鳥です
今回アップの撮影時はかなりの群れになっていました
徐々に散らばって行ったのか、最近では数羽での行動が目立ちます
先日は街中で車や人の動きに右往左往しながら、街路樹のナナカマドの実に群がっていました

NIK_7220.jpg

NIK_7212.jpg

NIK_7197.jpg

NIK_7234.jpg

背の色や胸の斑点の濃淡でオスメスの判別が出来るようですが・・・
何とも見分け切れませんでした ^^

ベニヒワ(紅鶸)  

スズメ目 アトリ科 全長13~14cm
ユーラシア大陸北部、北米大陸北部で繁殖し、本州中部以北に越冬のため渡ってくる冬鳥です

一ヶ月ほど前から何回か確認していて、シャッターは押すものの証拠写真にもならない写りだった
釣りで言えば、遠くでライズしているものの、射程範囲に入って来ない状態でしょうね
昨日、マヒワと混群をなして白樺の木を渡り回っていたのを
何とか証拠写真くらいにはなったでしょう
胸の毛も赤くなっているのがオスです
NIK_7998.jpg

NIK_7938.jpg

NIK_8061.jpg

NIK_8064.jpg

年によって渡来する数の変動が大きいとのこと、今年は多い年なのでしょう
雪原に降りたところが撮れると、かなりいい絵になることでしょうね

イスカ(交喙)  

スズメ目 アトリ科 全長18cm
英名 Common Crossbill

イスカ(交喙)とは、ねじれてかみ合わないという意味だそうです
この鳥の口ばしは、交差してかみ合っていないのです
二枚目の画像が分かりやすいかも知れません
これは、好物の松の実をこじ開けて食べるために適しているとのこと

オスは赤茶色で、少し目立つ色合い
NIK_6702.jpg

メスはグレーがかった緑色です 左側にいるのはマヒワのメスです
NIK_6704.jpg

キリストの十字架の釘を抜こうとして、くちばしが曲がってしまったという伝えもあるそうです
NIK_7637.jpg

雌雄の違いがはっきりした鳥ですね
NIK_7644.jpg

ユーラシア大陸と北アメリカ大陸で繁殖し、冬鳥として九州以北に渡ってくるとのこと
北海道でも冬鳥として渡来しますが、それほど数が多くはないようです
3~4回撮影できたこの冬は、まあまあ運がいいようです ^^

去年の今頃は  

去年の今頃は釣れる釣れないはともかく、川でロッドを振ることはできた
ところが今年は、昨12月から凍ってしまい未だに初釣りに行っていない
ようやく尻別川は、栄橋から上流の川が開いたようだが
それより下流は氷に閉ざされたままのようである
いつもの釣り場は、10年~20年に一度の寒波だろう
少し南の本流はまだ良さそうなので、うまくいけば来週あたり出陣できるかもしれない

ああ早くアメマスの顔を拝みたい・・・(昨年1月22日撮影)
P1470504.jpg

鉢植えのオキザリスがまた、たくさん花をつけ楽しませてくれます
IMGP4379.jpg

外が寒いほど部屋の暖房をつける時間が長く、ちょうどいい温度なんだろうね

シマエナガ(島柄長) ②  

スズメ目 エナガ科 全長13.5cm

こちらをを向いた時にシャッターを押しても、なかなか目が合いません
まあ、それが次への撮影意欲につながるんですけどね
NIK_7675.jpg

運よく飛んだところは収まっていました ^^
NIK_7654.jpg

冬は丸くて可愛らしさ倍増のシマちゃんです
NIK_7683.jpg

羽はドレッシー
NIK_7685.jpg

尾の裏側も白黒のきれいな模様です
NIK_7737.jpg

キタキツネ(北狐)  

本州のホンドギツネより少し大きいようです
足首と耳の裏が黒いのが特徴とのこと

眠いのか眩しいのか、幼いのか、こんな顔で出てきた一匹のキツネ
NIK_7497.jpg

後から出てきたもう一匹が、何やらちょっかいを出しているような・・・
NIK_7502.jpg

じゃれているのか・・・
NIK_7501.jpg

いえいえ本気みたいでした
NIK_7504.jpg

縄張り争いだったのか
季節はずれの子別れだったか・・・

シメ(鴲)  

スズメ目アトリ科 全長18~19cm
英名 Hawfinch

「シメは北海道の林で繁殖して、秋冬になると本州以南の林に渡る」と言われています
しかし、カメラの前に出てきてくれるのは秋冬なのです
ということは、もっと北の地から北海道で越冬しているのでしょうか
それとも、実は留鳥だったりして・・・

オンコの実を食べているとばかり思っていたら、その種を食べているとのこと
NIK_7556.jpg

それで、太いくちばしをしているんだなあ
NIK_7575.jpg

生まれつきなんだろうけど、ちょいと強面な顔の鳥です
NIK_7570.jpg

キクイタダキ(菊戴)  

スズメ目 キクイタダキ科 前長10cm
英名 Goldcrest

頭頂の黄色を菊の花になぞらえたのが名前の由来のようです
いったい誰から菊の花びらを頂いたのでしょう

今冬はなかなか会えないキクちゃん
NIK_7327.jpg

ようやく見つけても、顔を上げてくれるのはちょとだけ
NIK_7329.jpg

10分足らずで見失ってしまった
NIK_7338.jpg


去年の今頃は、毎回のように顔を出してくれたのだが・・・
DSC_5016-1.jpg

個人的には北海道の3大可愛い野鳥(キクイタダキ、シマエナガ、ミソサザイ)と思います ^^

▲Page top