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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

メモリアルフィッシュ 2015  

いよいよ今年も残り少なくなりました (=∀=)
寒くて出かける気力が湧かないのは、年齢のせいなのか…そこそこに満足したせいなのか。。。
そこで、2015年を振り返ることに

アメマスは辛うじて60cmぎりぎりくらいだったか
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利別川、春の上りアメマス

早春の花、カタクリ
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清楚な中にも気品がある

沙流川支流のオショロコマ
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今年は、あまり上流域の釣行が出来なかったなぁ・・・

豊平川のヒメジョオン? ハルジオン?
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ほんのり薄紅色をまとっていた

十勝川のホウライマス系ニジマス
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この魚を撮っている時に、買って3ヶ月のキャノンを水没させてしまった嬉しくも苦い思い出

鵡川のアキノウナギツカミ
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今年はこの可憐な花との出会いが何回かあった

その存在に賛否両論のあるブラウントラウト
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放たれた水域で一生懸命生きている

おいら達、釣り人に明日への力を与えてくれる存在でもある
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尻別川のねこやなぎ
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長い冬を耐え、春の日差し向かってすくすくと・・・
来年も、こうありたいと願います

一年間、ご訪問ありがとうございました
どうぞ、良い年をお迎えくださいませ ヾ(・∀・)ノ

いつのことだか  

いつのことだか思い出してみよう

あんなこと
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こんなこと
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あったでしょう

ちょっと前のことなんだけどさ
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ずいぶん前のことのように思えるなぁ・・・

ちょっと変り種でどうぞ


今年最後の釣行か
2016年の初釣行になるのか・・・(。-_-。)

ビートルズが教えてくれた  

20日(日)の尻別、一匹も遊んでくれることはなかった

岡本おさみさんが73歳で亡くなってしまった
70年代、吉田拓郎さんの歌詞の多くを書いている
ヒット曲としては・・・北の街ではもう・・・「襟裳岬」、 しぼったばかりの夕陽の赤が・・・「落陽」がある

大人の男の生き様を歌詞にした初めての作詞家だろうと思っている
いろんな言葉を教えてもらった
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感銘を受けた曲と詩の一節を上げてみると
「おきざりにした悲しみは」
 ♪生きていくのは みっともないさ
   おきざりにしたあの悲しみは
   夜の寝床に抱いていくさ  
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「祭りのあと」
 ♪祭りのあとの淋しさは死んだ男にくれてやろう
日々を慰安が吹きぬけて帰って行ける場所がない
日々を慰安が吹きぬけて死んでしまうに早すぎる

この、日々を慰安が・・・というくだりは、吉野弘さんの詩からの引用と本人が書いていた
それを知って吉野さんの詩集を買って読み、今でも眺めることがある
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「君が好き」
 ♪病んだ街を見おろしながら
  野うさぎが吹き鳴らす草笛のように笑う
  そんな壊れやすい午後に 君が好きだ
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「ビートルズが教えてくれた」
♪人が幸せになるのを
  批判する権利は誰にも無い

みんな幸せになっていいんだ
人に迷惑さえかけなければね

ビートルズも教えてくれたけれど
岡本おさみさんが残してくれた、たくさんの大人の言葉を噛みしめながら
ご冥福をお祈りいたします

島牧の帰りに尻別川  

海は厳しいな~・・・と呟いてはみたものの
冷静に考えてみれば、年間を通した釣行パターンになっているわけではなく
漁港も含めて、気まぐれに数回ロッドを振るだけのことだ
しかも早番が苦手で、ピント合わせが難しくなる遅番をする気がないわけだから・・・
そう簡単にいい魚に出会えるはずがないのである

釣れない要因分析をしながら尻別川に到着したのは、たぶん1時半になった頃

流し始めて、2~3歩下ったあたりで・・・
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あっけない魚信・・・やっぱり川だなぁーーー (^o^)
試しに作ってみた量産型のフライをガッチリ咥えてくれた

さらに2~3歩下ったあたりで2匹目!・・・と喜んだ途端にバラしてしまった


それでも釣れる時は釣れてしまう・・・
ターンしたあとのリトリーブに反応してくれた
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今度は少しいいサイズを思わせる感触
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ちょうど50cmくらいだが、流れの中でふんばって楽しませてくれた

その後、ポイントを変えて1持間ほどで、おいらの視力には厳しい照度になり
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長くも短い一日を終える時間になってしまった

寒さが和らいだ冬の日に、アメマスに会うことができた
ありがとー!尻別川


出遅れたけれど島牧へ  

4時半に一度目を覚ましたのだが、起きたのは二時間後だった (ノ_<)
尻別川を横目で見ながら、迷いながらも島牧に向かった

まずは泊川河口、雰囲気抜群なのだが何事もなく、150mほど横でキャストしているルアーのお二人も反応がなさそう

そして江ノ島へ
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ハマナスの実のお出迎え
しなびかけてきても目を惹きつける赤色

穏やかに見える海岸も、油断するとラインバスケットの中まで
うねりによる波が打ち寄せてくる
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ここも雰囲気は十分なのだがアメマスからのコンタクトはない

やがて、風とともに雨も本格的になりそうな気配になり
尻別川へ戻る決心をした

諦めが肝心だ!

しかし・・・しばらく走ると
うっすら濁りが入った折川河口、うーん! どうしようか・・・

雨が上がりそうなら降りるのだが・・・

いやいや、やっぱり・・・尻別!尻別!

海アメは、なかなか遊んでくれないなー (´・_・`)

男はアホウ鳥  

マリリンモンローノーリターン

そ・そ・ソクラテスかプラトンか
みんな悩んで大きくなった~

チャチャチャおもちゃの
チャ・・・チャ・・・チャ

作家、歌手、タレント、政治家でもあった
野坂昭如さんのご冥福をお祈りいたします


お前と俺とのあいだには
深くて暗い河がある
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それでもやっぱり会いたくて
エンヤコラ今夜も舟を出す



ご自身の戦争体験から
人一倍平和への願いが強く
今の日本の状況を「戦前が加速している」と表現していた

昭和を彩った敬愛する人がまた一人、逝ってしまった
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いつまでも釣りに出かけることができるよう願いながら
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たとえば男はアホウドリ
たとえば女は忘れ貝・・・♪

ブラウントラウト考察  

おいら、釣り方に対する偏見は全くない
魚を釣ることで幸せになるのは、釣り人みんな同じだ
それぞれの嗜好の違いがあるだけだろう

2ヶ月ほど前に、ルアーの方とエサ釣りの方と3人で話したことがあった
その時のルアーの方が言っていた、支笏湖のブラウンについての考察はとても興味深かった
ブラウンは定着性の強い魚であるのは知られたところであるが、回遊する固体の大部分はメスであるとのことだ
そういえば、下あごがしゃくれたオスは、茶色っぽいものが殆どのような気もする
これはヤマメとサクラマスの関係のように、メスの方が縄張り争いに負けるのだろう
そうしてヤマメのメスは海に下ってサクラマスになり、ブラウンのメスは回遊型になるということか
以前、ブラウンが住み着いた道南河川で、シートラになって遡上するのも殆どがメスという文献を読んだこともあった
とても的を得た話を教えていただいた
さらに、大物狙いの方が本州からも集まり、トローリングでメーターオーバーのメスが結構釣られているとのことであった

回遊型の色合い・・・繁殖後か、ややスリム体型
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寒さを物語る冬らしい色合い
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久し振りのレインボー、時期的に婚姻色とは思えない
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水の冷たさによるものか、口周りと下腹部は、いわゆるサビが入った状態の色合い
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風の弱い日は助かる
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釣れている時間と歩いているとき以外は、手足の指先が痛いほどの冷たさになる

ある冬の日  

枯れても目を惹きつける、つるあじさい
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松の枝にぽとりと
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角度を変えて
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鮭鱒の証・・・あぶらびれ
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魅せられた釣り人の一人である

冬の日の紅一点
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毎年、実をつけていたのだろうか・・・

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