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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

シビアな道東本流  

2015年6月28日(日) みっちゃん夫婦と道東の本流へ

途中の気温は8℃
川に着いた時、何とか10℃になっていたけれど、ヒゲナガのハッチはあまり期待できない

流し始めてすぐ、みっちゃん達には小ぶりながらレインボーが反応してくれた
おいらはというと、アタリはあっても、なかなか乗ってくれない時間が続いた

少しばかり気温が上がったのだろう、ヒゲナガがチラホラ舞い始めた
ヒゲナガだけではなく、中型のカディスやメイフライも、小型も含めた複合ハッチが始まり
そして・・・いい感じのライズが始まった

そのライズはいたる所で、ひっきりなしに繰り返された
しかし、おいら達フライフィッシャーへの反応はシビア!・・・超シビアだ!

ようやく・・・やっと・・・撮影できるサイズが咥えてくれたのは釣り始めて3時間が経過していた
IMG_0101ニジ

エゾタツナミソウ
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ひっきりなしにライズする魚に、手を変え品を変え、ムキになるみっちゃん夫婦
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キレイに伸びるライン

この体型になるには、どれだけ飽食しているのだろうか・・・
IMG_0109ニジ
それならば、簡単にフライを咥えてくれてもいいはずだが・・・
IMG_0110ニジ
釣り人の気配を感じているはずの距離でも、平気にライズを繰り返す鱒たち
意地になって川に張り付くフライフィッシャーマン
難しいほどに夢中になってしまうものであります

昔、本で読んだイエローストーンはこんな感じだったかもしれないな・・・

IMG_0042ミソガワソウ
この花は「ミソガワソウ」  前回、この川で撮影したしたものであります

いつも、ご訪問ありがとうございます(^^

2回目のヒゲナガは空振り  

2015年6月23日(水)
運が良ければ一発大物が出るポイントへ行ってみた
過去には、明らかに60アップが猛ダッシュの後、ジャンプ一番インブレイクしたポイントだが・・・
その後は、大きくて30サイズが2年に一度出るくらいだ
そして今回、大型のライズを3回目撃したが、ヒゲナガを届けることができない距離でのことだった
結局、一度のアタリもないままロッドを畳んだのでした
尻別川は甘くない!前回はたまたま・・・だけのことか

先回アップしそこねた魚、水の動きがキレイでしょ!
2015-6ニジ3
釣り味は40アップを想像させる力強さだった


紫色がキレイなヒレハリソウ
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ツメクサの中のひとつオランダゲンゲ
2015-6-23オランダゲンゲ
背景のブルーはエゾムラサキ

とても小さな花
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可愛らしく、とても魅力的な花
IMG_0096ムラサキ
接写レンズで写したい・・・


尻別川でヒゲナガを流してみた  

2015年6月20日(土) 
鱒達の3大スペシャルフードといえば、モンカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラ、セミではないかと思っている
そろそろ鱒達のご馳走、ヒゲナガがハッチするはずだ
使うのは黒のラバーで巻いたニンフ、黒川虫風ウーリーバガー、ヒゲナガウエットの3種
どれも、いいかげんなオリジナルフライではある

川に出て、注意深く観察していたが、中型のカディスは確認できてもヒゲナガを見つけることはなかった

それでも黒川虫ウーリー にアメマスが反応
陸封されているエリアなので、イワナといった方がいいかもしれない
だとしたら、かなり大物の部類だ
2015-6-20雨鱒
何か、微笑んでくれているような表情

絶対に魚が付いているであろうポイントで、ヒゲナガウエットを咥えてくれたレインボー
2015-6-20ニジ2
水面下でゴンとくる感触がたまらない!

考えられる手の内すべてを出し尽くした結果だっただけに、うれし~い!!
2015-6-20ニジ1
流れのある急深ポイントだったので、フローティングライン+ショット4個という苦肉の策が功を奏した
20m位の区間を1時間以上やって、この1匹だけが反応してくれた



鮮やかなオレンジ色のコウリンタンポポ(紅輪蒲公英)、いい花だなあ~(^^
2015-6-20コウリンタンポポ1
突然の出会い・・・この流域で出会えるとは思っていなかった
2015-6-20コウリンタンポポ2

草むらの中にルピナスが背伸びをするように咲いていた
レインボートラウトと同じく北アメリカが原産
2015-6-20ルピナス1
堤防の斜面にコウリンタンポポ、こちらはブラウントラウトと同じヨーロッパ原産
2015-6-20コウリンタンポポ3
その下の草むらにルピナス
2015-6-20ルピナス2
少し離れてはいたけれど、見事な競演でした

ステキな花とトラウトに感謝の一日でありマス!

本日も、ご覧くださってありがとうございました(^^

東の本流  

2015年6月18日(木)
今期初の道東本流、いろいろな条件が重なり消化不良な釣りになってしまった
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地を這うように咲いていた花は、朝露と霧雨に濡れていた
ムラサキサギゴケと判明(紫鷺苔)

流れの中で時折ライズをしているのだが、おいらのフライには全く無反応だ
ウエット、ソフトハックル、ニンフと一通り流してみた
平日だというのに5人のFLYFISHERMANが先着しているから、激戦区なんだろうな・・・

ラインシステムを変えて、ようやく相手になってくれた
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流れの中でもこの体型、豊かな食生活を送っているのだろうナ・・・
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結局、同じようなサイズをネットイン直前にオートリリースしただけで終わってしまった

フタリシズカ
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ご覧の通り、仲良く並んで咲いています
ちょっとピントが甘かった

クサノオウ
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おいらの行く釣り場には広く群生してしている

ノコギリソウ…?
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セイヨウノコギリソウ…?
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この流域では割と多く咲いている花

この花もまた、仲良く咲いている
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遅咲きのチェリーのページの花と同じようなのだが
こちらのほうが花も背丈も小さく、花の付き方も違っている
うすムラサキの可憐な花だなあ・・・


ご覧頂きまして、ありがとうございます(^^

今期、2回目の豊平川  

2015年6月14日(日)
片道30分で行ける豊平川、半日だけの釣行が出来る貴重な釣り場の一つだ

出発前の一枚、ムラサキツユクサ
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青く写ってしまったが、実際はもう少し赤味がかった紫だ

ニセアカシア
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途中、終わりかけている木も多かったけれど、釣り場では満開になったばかり

川に続く草地、アカツメクサも満開の時を迎えていた
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何てことはない花かも知れないけれど、本当にステキな色合いだ


遊んでくれたのは、水深のある大場所に住むグリーンバックレインボー
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もう一回り大きければ言うことはないのだけれどね

こちらは、まるで遡上魚のようにウロコが剥がれてしまった
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セミの鳴き声がひっきりなしに聞こえていたのだが
セミフライどころかメイフライパラシュートにも全く反応がなかった

帰り道もアカツメクサ
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そして、ようやく咲き始めたヒケジョオン
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これから長い間、行く先々で待っていてくれる花

ご覧頂きまして、ありがとうございます(^^

尻別川でヤマメとニジマス  

2015年6月9日(火)

全道的に午後から雨の予報のため、遠出はせずに尻別川は京極~喜茂別へ

最初に入ったポイントで、プリプリでとても美味しそうなヤマメ
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この魚、漢字では山女であり、別名を渓流の女王などと言われたりしますが・・・
実は圧倒的にオスが多く、メスは珍しい存在なのであります
サクラマスの幼魚であるこの魚は縄張り意識が強く、
人間と同様にオスの方が力が強いようで、メスは追いやられてしまいます
追いやられたメスは海に下り、巨大なサクラマスとなって繁殖のために川に戻ってきます
従って、サクラマスにいたっては圧倒的にメスが多くなります
そういう訳で川に定着している山女、実はオトコヤモメというケースが多いのであります!(笑)
(ダムや堰堤で封鎖されたエリアでは、この限りではありません)

ヤマメより少しサイズアップ
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とても元気で美形ではあるけれど、6番ロッドには物足りない

今にも泣きだしそうなグッドコンデションなのだが・・・
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オオハナウド
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カラマツソウ
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帰るべきかとどまるべきか、何度か自問自答したけれど・・・
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うす紅色に頬と胸ビレを染めた美しい魚が遊んでくれました
華麗なハイジャンプも2回決めてくれました

ヒレハリソウ
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尻別川の水位、平水にはもう少しでしょうか・・・
気温が低かったこともあり、水生昆虫のハッチもあまり見られません
ヒゲナガが飛び交うにはあと1~2週間かかるかも知れません

本日もご覧頂きまして、ありがとうございました(^^

2015年、今年初の豊平川へ  

2015年6月6日(土)
疲れが少し残っているようで、9時半になってようやく出発
豊平川はやっと釣りができる水位になっていた

川へ降りる道でタニウツギのお出迎え
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天気は良いが肌寒く、水温も上がらないのか魚の気配は感じられない
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何も反応のない時間が続き、ショットをプラスしてみたのが功を奏したようだ
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薄っすらとパーマークが残るサイズだけれど、とっても嬉しい一匹
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野に咲く花と同じ美しさがある

青色と紫色の競演
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オオバクサフジ
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開いた花はエゾエンゴサクにも似ているなぁ・・・

ムラサキツメクサ
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淡い紫色がとてもキレイだ

ノムラサキ、とても小さな可愛らしい花
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花びらはブルーだけれど、蕾はうっすらとムラサキ
ワスレナグサやエゾムラサキにも似ているね

4月の末に別寒辺牛川で水に使ってしまったルミックスGF5
レンズは使えそうだったのでアマゾンで中古ボディを購入し、今回使用してみた
キャノンM2よりウェーダーの中にぶら下げるには、少々軽いのとレンズの出っ張りが低くて都合がいい
さて、写りは・・・?

ご覧いただきまして、ありがとうございます(^^

遅咲きのチェリー  

2015年5月30日(土)

車を止めた横の芝生の中に咲く花
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とても可愛らしい小さな花
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たぶんエゾキンポウゲ
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オオハナウド
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花びらの形は個体差があり、いつも初めての出会いのようだ
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ほんの通りすがりですから
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名のるほどの者ではありませんが
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遅咲きのチェリーとでも言っておきましょうか


ワスレナグサ
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忘れられない日のために咲いていてくれる花

二箇所目の駐車場所に咲いていたエゾヤマツツジ
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ツツジといえばこの色が、子供の頃からら馴染みの色である


ステキな淡い紫色に惹き付けられて、しばし足を止めさせられた
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葉の下で控え目に咲いていた花・・・
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たぶん、カキドオシ

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