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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

尻別川と支流の真狩川  

2015年5月28日(木)
豊平川はまだ水位が高く、足を伸ばして尻別川はニセコ周辺へ行ってみた
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水の色は悪くはないものの、どのフライフライにも反応はしなかった

ウスバスミレ
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とても小さなスミレです


久し振りに真狩川へ行ってみた
セイヨウタンポポは真っ盛りでもあり、綿毛に変身し飛び立つ間際でもある
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餌釣り師の痕跡がかなり見受けられ
入れる場所は、踏み後というより立派な道になっていた

竿抜けしていそうなポイントで、お腹がオレンジ色のイワナが一匹と
このニジマスが、ようやく相手になってなってくれた
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ニンフを流しても反応がなく、平気でライズを繰り返していた
おいらにとって最小の10番のウエットを、ターンさせて食わすことができた
小さいけれど、とても嬉しかった!

このニリンソウはグリーンのツートン
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ちょっと珍しい

???
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ヤマワサビの花にとまっていたカワゲラ
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水面に落ちれば鱒たちのご馳走でもある

水辺が似合うエゾノリュウキンカ
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一昔前はこの辺りで、いい型が出たものだが
この川が南限と言われているオショロコマは
最上流域まで行かないと会えなくなってしまったのだろうか・・・

或る日の羊蹄山  

2週間ほど前(5月16日)、真狩方面からのワンショット
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文明の証とはいえ、電柱・電線が写らなければ言うことなし・・・ではあります

尻別川は、この山の麓をぐるっと流れています
その流域の水位が下がるのは、もう少し後のようです


満を持したつもりのダム湖だった・・・  

2015年5月21日(木)
満を持して、シュガーさん行きつけのダム湖へ

水辺に下りる途中、満開のオオカメノキの歓迎
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悪くてもそこそこのニジマスが相手になってくれる胸算用だったが・・・
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相手になってくれたのは、愛くるしいサイズのアメマスちゃん
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射程外の遠いところで、いいライズが起きる度に、そろそろ回ってくるはず…!
期待を込めてキャストを何回も何回も・・・繰り返したのだが・・・
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やはり、このサイズが反応してくれただけだった

途中、サプライズでシュガーさんが合流してくれたのだったが
二人ともニジマスの姿を見ることなく、一日を終えた・・・


背後の山肌では、春の花が競うように咲いていた
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たくさんの花をつけたエゾエンゴサク、これだけの花はそれほど多くはない
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久し振りのご対面はヒトリシズカ
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少しばかりフッキソウに似た姿
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珍しく薄紅色を身にまとったニリンソウ
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花びらが8枚のものから5枚のものまでがあった
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ミヤマスミレ
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キクザキイチゲか・・・ほんの2輪だけ咲いていた
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忘れな草のような・・・
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青い花は見当たらず、白色が所々に咲いていた

帰り道、来る時には目に入らなかった山ツツジが見送ってくれました
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見事な太さのウドを3本づつ持ってダム湖を後にしたのでした

ご覧頂きましてありがとうございます(^^

まだまだ増水中だった豊平川  

2015年5月17日(日)

目指した豊平川上流は予想以上に増水したままだった
このところ危ない目にあっているので、川に降りるのを断念し
釣れる気はしないのだが、仕方がなく支流のダム湖へ向かった
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気温は低いものの水面は悪くない
インレットを中心に二時間ほどキャストを繰り返したものの・・・
やはり、予想通りにそれらしき兆候はなかった

相手になってくれたのは
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アブラビレのない、この子だけだった
流れの中に住んでいるだけあって綺麗な色合いではあるのだが・・・
まぁ、釣れないよりは釣れた方がいいか

雹交じりの雨が降ったり、晴れ間が覗いたり
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コキンバイと思われる花も咲きそびれているようだった


黄色つながりで、前回の石狩川支流で撮った「からし菜」
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ヤマガラシかセイヨウヤマガラシか・・・
いずれにしても原産地はヨーロッパ・西アジアのようである

ご覧頂きましてありがとうございます 

道民の森にて  

5月13日(水)
釣れそうな川がない森へ・・・

出迎えてくれたのはミヤマスミレ
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地を這うように咲く小さなスミレ


淡い紫が素敵なカタクリ
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とても好みの色合いと
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俯き加減に咲く姿は、おいらを惹きつけて離さない
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鮮やかな黄色はエゾノリュウキンカ
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またの名をヤチブキ
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食する方々は、そうよぶことが多いような気がする
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ニリンソウも競うように咲いていた
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仕事で行ったのだが、気もそぞろになってしまい
多少の後ろめたさが・・・・

でも、楽しかった 

今期初の石狩川支流  

5月12日(火)
今週土曜の代休で平日休みとなり、何処へ行こうか迷ったけれど
今期初の道北支流に行ってみた

この川本来の水の色ではないが、ささ濁りのいい感じだった
水温が低そうなのでショットをプラスしてニンフをドリフトさせる

大型レインボーが出てきそうな雰囲気が濃厚だったけれど
小型がジャンプしてセルフリリースしてくれたのと、禁猟期のヤマメが相手になってくれただけだった
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ダム下からスタートして3箇所ほど回ってみたけれど・・・
水温が低いのか、スレているのか・・・
フライが合っていないのか、流し方に問題があったのか・・・
多分、後者の理由だろうな
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コンロンソウのような…?この花の名前は宿題です

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これまた宿題!!
とても小さな花です

この辺りでもスミレの花がたくさん咲いていました
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思い切って、ロッドもシステムも変更してダムのインレットへ移動
途中、オオバナノエンレイソウが出迎えてくれた
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ミヤマエンレイソウはうつむいて咲いていますが、この花は上を向いて咲いています

インレットは7~8人の釣り人がいるだけあって、退屈しない時間を過すことができました
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ちょっと古い表現で…トランジスターグラマー!ナイスボディ!
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湖沼型、麗しのレインボー
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最大で40cm弱でも、なかなか元気印なファイトで5-6匹に楽しませていただきました

この花の名も宿題
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お分かりの方はコメント頂けると助かります(^^/

花の季節を迎えた渓  

2015年5月9日(土)

運良く一匹出てくれればいいや・・・
行者ニンニク60%・花35%・魚5%くらいの期待を胸に出かけてきた
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あくまで期待感であり、実際の行動量としては4:3:3くらいだっただろう
そして収穫は、というと…
行者ニンニク50%・花50%・・・魚は・・・20cm位をオートリリース
したがって今回も魚の画像はありません 


まずはタチツボスミレ
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この流域ではフイリミヤマスミレは見つけることができませんでした

エンレイソウ
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これくらいアップにすると、オオバナノエンレイソウに見えなくもない

サクラソウ・・・この花、写真嫌いなのか、なかなかピントが合わない
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まだ咲き始めたばかり、咲き揃うのは来週だろうね

シラネアオイ(白根葵)
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大きく立派な花がたくさん咲いていましたよ

オオカメノキ(大亀の木)
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名前の由来は葉が亀の甲羅の見えることから
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夏には赤い実をつけます
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フッキソウ・・・富貴草
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背筋をピンと伸ばして、とても写真映えのする花

山桜も咲き、春本番ではありましたが・・・
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今回も魚は、キャノンでの撮影を拒否!
この辺のお魚は、恥かしがりやさんという事にしておきましょ

行者ニンニクは伸びきったものが多かったけれど、そこそこに収穫でき大満足!
帰りの車中は、その香りを満喫いたしました

魚の画像はありません  

2015年5月3日(日)
休養日のはずだったが、道東での不完全燃焼を補うために支笏湖方面へ向かった
オコタンにさえ降りられれば、魚がダメでも行者ニンニクの大収穫が見込めるからだ

豊平川の堤防通りのT字路は渋滞して、相当の時間を要してしまった
芸術の森近くからはスムースに流れていった・・・
しか~し!!!
恵庭線のところにパトカーとお巡りさんが!
何やら、火事のようで、開通の目処は不明とのこと!!

あ~あ!どこまでもツイてないなー!!

仕方がないので漁ダムの近くの林道を散策してきた
あわよくば行者ニンニクをと思っていたが・・・それらしき姿は見つけることが出来なかった


とても小さな花、ヒメイチゲ
漢字では 姫一華 と書きます
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シロバナエンレイソウ・・・白花延齢草
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フイリミヤマスミレ
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この画像でわかるように、葉の葉脈に沿って白い線が入っています
観葉植物の部類に入れたくなる葉の美しさです
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こちらはタチツボスミレ
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ピンボケではなく、ソフトフォーカスモードで撮ったものです

水芭蕉は間もなく花の季節を終えます
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そして、ブルーのエゾエンゴサク・・・蝦夷延胡索
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カメラだけを持って林道を歩くのも悪くはない
魚影を探すより目が疲れるけれど、見つけた時の喜びは甲乙をつけ難いものがあります(^^

道東遠征…何てこったい!!  

2015年5月1日(金)~2日(土)

3時に出発し、深夜割引時間ギリギリに夕張の高速ゲートを通過
確か、去年もそうだったような・・・
セコマに寄る時間を計算に入れていないもんな

ツツジが満開の長流枝パーッキングで一休み
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この時はまだ、さんざんな釣行になるとは知るよしもない


一年振りのこの光景、胸は高鳴りわくわくする
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歓迎してくれているのだろう、鶯の鳴き声が心地よく耳をくすぐる
金曜日とはいえ、GWに入っているにもかかわらず2台の車しかなかったのは気になるところだ
ルアーの方に話を聞くと、全然ダメだと言う・・・

多少すれてしまっていても利別のようにフライサイズを落とせば何とかなるだろう・・・と思っていた
ところが! キャストして流してリトリーブして・・・何回繰り返しただろう
フライも6番・・・8番・・・10番とサイズダウンして色も変えてみた・・・
鮭チーの姿は見えるのだが…おかしい!

4時間かけて海との境目まで流して結局、相手をしてくれたのはこのサイズが5匹ほど
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一番大きかったのはウグイのQさまだった

昼を回って間もない時間ゆえ、川の中を上流へ向かう
潮が満ちてきたのと、ずぶずぶぬかるのが嫌でそうしたのだが・・・

水位が上がった上に、逆流した流れ押され、腰までの深さだったはずが・・・

両足を水中でばたつかせ、ロッドを持っていない左手で水をかくはめに!!
当然のごとくチェストハイのウエーダーの脇から浸水!
何てっこったい!

腰の上のベルトに堰きとめられた水溜りに・・・カ・カメラが・・・
釣り師と魚は濡れたがる…か! そしてルミックスも濡れたがる!!
ルミックスのミラーレス、これで2回目の水没だ!今回はさすがに全く反応してくれない・・・トホ・ホ・・
少し時間差があって…か・下半身も・・・つ冷たい!!

*************

翌日はツキも変わって大きな屈斜路レインボーが相手になってくれるかも知れないという期待感に
釧路へ戻って・・・思い切って・・・
前から気になっていたキャノンを購入!! どうですか?この写りぐあい!
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節約して金麦で・・・カンパイ!ゲン直し!

翌朝、5時にはオサッペの河口へ
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土曜だといういうのに3台の先行車しかなかったのは・・・
ここもまた誰と話しても、いい話は聞くことが出来なかった

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屈斜路の遅い春は、福寿草も花ひらいたばかり

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色ちがいのエゾエンゴサク、三者三様・・・それぞれ可愛らしい
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数少ない薄紅色
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そして青紫色
やはりキャノンにして良かった
使いこなせるようになると、もっともっといい写真がとれそうだ

結局、屈斜路レインボーに会うことはできず、Qさまが相手になってくれただけ
おいらの釣行史上、最悪の遠征だろうな
まぁ、こんなこともあるだろう!長いことやっていれば
きっと、キャノンと巡り合うためだったのかもしれないと言い聞かせ、消化不良の釣行を終えた

ご覧頂きましてありがとうございます
励ましの拍手かコメントをいただければ幸いです(^^

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