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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

この時期初めての本流  

2月21日(土)比較的近場なので6時の出発

シュガーさんから爆釣情報をもらって、最低でも5~6匹、うまくいけば二桁かも・・・などと・・・
多分、ニヤついた顔で運転していただろな

冬から春にかけてのこの時期、この川でロッドを振るのは初めてのこと
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シュガーさんの足跡とclimbさんのものと思われるスノーシュー跡を辿って歩く

着いた場所は、これなら二桁も確実だろうと思えるグッドな流れだ
上流から順に流し2~3歩ずつ釣り下る  5歩、10歩、20歩と反応はない
あわよくば二桁などという甘い考えを改めた頃に・・・
約50cmの筋肉質な、いいアメマスだ
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そうでしょ!そうでしょ!君たちが好きなのは、この辺の緩い流れだったネ
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さあ!5~6匹は続いて出るだろう!
と思ったのだが・・・

う~ん!シュガーさんに釣られた魚しかいないようだ・・・ポイントを移動しよう!

すると、ゴソっというアタリ! 合わせる…ジャンプ! え…? ラインをたぐる、またジャンプ! ん…?
アメマスにしては動きにキレが…? そして次のジャンプの後、ラインは軽くなってしまった
ず~っとアメマスモードだったおいら、ニジマスという魚の存在をすっかり忘れていた
まあ、45cm位だろうね…と呟いてみたものの…
くやしぃ~!!
心の準備がないとニジマスの動きに付いて行けない現実!
そして・・・実行は出来ないが、バーブレスを止めようかな…などと毎度考えてしまう優柔不断なおいらだ
あ~ぁ・・・

この後、防寒着のジッパーを外しても汗ばみながら、初めての川を彷徨った

力強くなってきた陽射しの中、春の訪れを告げるネコヤナギが膨らんでいた
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子犬の尾にたとえて「エノコロヤナギ(狗尾柳)」という呼び方もあるようです
花言葉は「努力が報われる」とのこと

膝は痛くなり、ウェーダーの中は蒸れるほどに歩いたけれど、はじめの一匹で終了
この川にしてみれば、まだまだ報われるほどの努力ではないということだろう
今シーズン、もう少し努力を重ねてみようか・・・

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございます(^^

平日アメマス釣行(完全編)  

2月17日(火)4時半の出発
多分、9時前にはロッドを降っていたのだが、気温はー5~6℃だっただろう
字をあてると「樹霜」
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ご覧のように、木々は凍てついている

なるべく指にラインをべったり付けないように、両指でつまんでリトリーブをする
しかしガイドはすぐに凍りついてしまう
が・・・シュガーさんの二の舞にならないように、慎重に取り除く!

一匹ばらした後、沈黙の時間が続き、ルアーの方が下手に入ったけれど魚をかけた様子はなかった
8番ダブルに慣れていないのでバラしたサイズは何とも言えないが、60を超える手応えではなかった
二時間近く経っただろうか、ルーアーの方が上がった後、3往復目に・・・やっと・・・!
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気温が上がり、少し活性が高くなったのか・・・
何回も目の前を流れるおいらのフライに、たまらずに反応してしまったのか・・・
真相は定かではない
そして、同じポイントで・・・
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60には足りないが、このサイズになると浅瀬に寄せた後、流芯へ向かう走りは力強い!
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ぴっかぴかの美形アメマス!

この後、45cm位を追加し、昼食と移動を決意し車にもどる

まさか空から、おいらの姿が見えたわけではないだろうに
魚を描こうとして書き損ねた落書きのようだ
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昼食後に兜野で流すものの、川底の障害物にフライを3個も取られ、新規ポイント開拓へ移動
ライズはあったのだが、おいらのフライは無視され続けた

この魚が出た時には、連発に胸がときめいたのだが・・・
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単発で終わってしまった
そんなに甘くはないものだ
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帰る時間を気にしながら移動したポイントで・・・
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この日、唯一の越冬下りアメマス
体長は一番あったかもしれない

朝起きて帰宅するまで15時間という、長い一日が完結した
この川が本格化するのは、もう少し先のようである

何故か、遊んでくれたのは全て女子アメだった
こんな日もあるんだなあ・・・(^^

平日のアメマス釣行  

2週間ぶりに出かけるからか、2時間毎に目が覚める始末
何とか4時半に出発することができた

種川から左折して車の温度計を見ると、-8℃!!
空は青空、いわゆる放射冷却っていうやつ
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こんな感じ・・・
朝のうちは、とにかく寒かった!水が冷たかった!!

しかし、心は熱い!!
何せ、2週間以上ロッドを振っていなかったからネ

すぐに一匹バラした後、一時間半も経過した後にっやっと咥えてくれた55cm
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やはり上りのアメマスは楽しい!!
この後もそこそこに遊んでもらうことが出来た
とりあえず、本日はここまで

続きは画像の整理をして後ほど・・・・

釣りに行けない日に・・・ファイト!♪  

もう、2週間も出かけていない
釣りに行けない日、こんな唄を聴いて次に備えてマス♪

ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
震えながらのぼってゆけ

暗い水の流れに打たれながら
魚達のぼってゆく
光っているのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから

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いっそ水の流れに身を任せながら
流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなになせこけて
魚達のぼってゆく・・・・

ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴らが笑うだろう

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ファイト! 冷たい水の中を
震えながらのぼってゆけ


沈んだ気持ちの時、ちょっくら聴いてみてくんさい(^^♪

さて、明後日は一ヶ月振りの平日休み
勿論、200km先の本流アメマスに会いに行くつもりだ
冷たい水の中をのぼってきているはずである 

鵜泊から川のアメマス探索へ  

1月31日(土) 14時~

漁港で二匹釣れた後の、淡白な時間に絶えられなくなり川へ移動する
途中、空と雲と海と波が織りなす、素晴らしい景観!
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そう言えば釣り友の情報では、小さいながら上りのアメマスが出たと言っていたのを思い出した

まずは、何年か前にアメマスとあの魚が交互に釣れ続けたポイントへ
雪代で増水してからも60アップの上りアメマスが出たこともあった
しかし、フライフィッシングには不向きな流れのポイントに変わっていた

そして次は、いつもの定番ポイントに向かっていると、函館のS夫妻から電話があり合流
下流の橋周辺ではライズもあり、何匹か出たようだ
けれども、このポイントは午前中に入った時は、あまり良くなかったとのこと

その通りに反応がない中、それでも丁寧に流し続けて・・・・

ジャーン!!
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筋肉質な上りアメマス、ほぼ55センチ
反対側の口に真新しい傷を残しながらも、おいらのフライを咥えてくれた
嬉しいな~!本物の…何かに見えたのだろうな
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8番ダブルハンドロッドを、そこそこに曲げる力持ちだった! ナイスファイト!

例によって、この一枚
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魅惑のキラメキ

今回も少ないながら漁港と本流のアメマスに出会うことができた!感謝!感謝!
そして日本海の素晴らしい景観にも、ありがとー

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川から上がる時、この次もいい時間を約束してくれるかのような夕焼け雲が流れて行った

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました (^‐^

島牧~鵜泊~アメマス探索  

1月31日(土) 島牧~鵜泊

朝のうちは風も弱く波も高くならないと思ったのだが
単なる希望的観測よるものだった
8時前に到着したが、18番駐車場に車は一台もなく、レスト前側に2人いるだけだった
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一時間もすると風が強くなり、沖には白波が目立つようになり・・・移動することを決めた
先週、ここで話した方の漁港で小さいながら、そこそこに釣れていたという話を思い出した


50kmほど南下し、そして、情報通りの3年後が楽しみなアメマス君
小さくても今シーズン、この漁港での初アメマスだけに嬉しい
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この魚は、フライが着水して間もなく、動きをつけた途端に食ってきた
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これは爆釣モードか!? はたまた大型魚がドーンと出るか!? ひそかに期待は膨らむ!

いえいえ、そのどちらでもなく・・・
ひたすらキャストを繰り返すだけの結果となってしまった

このロッドは浜益の鮭釣りがメインになっていたが、風対策で使用してみると
8番にしては重さも気にならず快適に振ることができる
しかしロッドの快適さとは裏腹に、風向きはめまぐるしく変わり、自分の背中を2回も叩いてしまった


釣れない時間と向きを変える風から受けるストレスで、川への移動を決めた
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強い北西風は、こんなにきれいな色合いの光景を作りだしていた

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