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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

オホーツク海に注ぐ道北の本流  

テンプレート変えてみました

9月27日(土)
シュガーさんと待ち合わせて、道北の本流を案内してもらった
前日のホットな情報を仕入れてくれていて、大型ニジマスをモノにする準備は万全だ

50オーバーの実績ポイント周辺からスタートする
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遠目ではサンゴソウのような色合いで、遠慮がちに群生していた犬蓼(イヌタデ)
「タデ食う虫もすきずき」のタデ
その虫に言わせれば、大きなお世話だろうね・・・

二箇所目のポイント、瀬の頭ですぐに反応してくれ、期待に胸がふくらんだ
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胸鰭にドット模様をたくさんちりばめた、おしゃれな可愛い娘

この後、丹念に流し続けるものの2回ほど渋いアタリがあっただけだ

何ヶ所か移動するのの・・・
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おいらのフライは、この川ではお気に入りリストに加えてもらえなかった


シュガーさんのロッドは、少なくとも5~6回は曲がっていたが、30までだったとのこと
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今回は中流域のほんの一部を歩いただけ
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カラフトマスやサケのホッチャレの臭いが漂い、ポテンシャルの高さを物語っていた

一泊でじっくり攻めてみたいものだ

ご覧いいただきまして、ありがとうございます(^^
拍手かコメントを頂ければ幸いです

今年2回目 浜益川のサーモンフィッシング  

9月22日(月) 
姉からの予約もあり、必勝を期して2回目の浜益川へ行ってきた

なかなかスタート時間の5時に受付をすることができない
それでも先週よりは一時間早く到着した
連休の狭間ということもあり、駐車場は8割程度の先客だった
すでに5本を計量している方もいて、新しい群れが入っている期待が高まる

しかし、橋の上から見た限りでは一人のロッドが曲がっているだけだ
少し弱気になりつつ、いつもの場所へ・・・
フライの方が一人いるだけで、今日はゆったりと、じっくり楽しめそうだ
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先週と違って水面に魚の気配はない
水量も多いわけではなく、流れもあまりないのでノンウエイトのフライをゆっくりゆっくりと流し、
流れが止まったところでは、底に着かないように時折、アクションを加える
一時間ほど繰り返して・・・
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それほどの大型ではないけれど、リクエストに応えるメスがヒットしてくれた
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この後、沈黙の時間が刻々と過ぎていったが
水面に魚の気配が出てきた時に! ドラグを鳴らしてラインがどんどん出て行く!
動かしてもいないフライに、勝手にスレがかりしてしまった
口にかかっていないファイトは全く面白くない! ラインブレイクして早く開放されたいくらいだ
そこそこの群れ入ってきたのだろう

わくわくする気持ちとは裏腹に、怪しい空模様になり突然の雷雨がやってきた
ロッドを寝かせて、木陰で雨宿り・・・・立ち木に落ちて来ないことを祈りながら・・・
結構、遠い雷様だったけれど、後から思うとあまり感心できない避難場所だったな
雷雨の後、何故か魚っ気は全くなくなってしまった

昼食後に、少し上流へ足を伸ばしてみたが、
繁殖行動に入っている群れは大きな赤いフライは、なかなか加えてくれない
一度、ばらしがあっただけで一時間以上を費やしてしまった
今度はエッグを持ってきて試してみようか・・・

結局、もとの場所に戻って2匹の魚が相手になってくれた
前回アップしたフライをがっちり咥えてもらえました
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この魚はジャンプを見せてくれ、スレがかりのようなスピードでドラグを鳴らして楽しませてくれた
まさかスチールヘッドじゃあないだろうな…
などとまだ見ぬ魚を連想し、ひと時の夢を見せてもらいましたよ(^^*

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翌日、姉のところではイクラをかけ放題のイクラ丼に歓声が上がったようだ
次は何匹でも引き取りたいとか・・・

とはいえ、今年の浜益もあと一回になってしまった
引っ掛け専門のルアー爺さんに、リーダーかフライを引っ掛けられ閉口してしてしまう場面もあったが
来年は共通券で長く楽しもうかと思う
小さくても確実に60cm以上の魚とやり取りできるのだから、多少のことは目をつぶってね(^^;

ご覧頂きましてありがとうございます
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鮭が好きなフライ  

浜益で主に使用するフライです
まぁ、使用頻度にもよるとは思いますが、けっこう咥えてくれマス!
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テイル= 赤のゾンカー
ボディ= オレンジのメルティシェニール
ウイング=ピンクのマラブー&赤のマラブー
ハックル=赤のマラブー

ちょっと見にくいのですが、ボディはオレンジです
それと、ウイングにピンクを使っているのは赤一色では能がないような気がしているだけのこと
勿論、赤オンリーのフライも使いますが、このパターンが効くような気がします
しかし、実際は使用している時間の長短で釣果の差が出るのでしょう
何を信じて使い続けるか!というところでしょうか・・・

あまり流れがない時に、このノンウエイトパターンを使います
少々流れがあるとビーズヘッドを付けたものを使います
魚の鼻っ面近くを流せるかどうかが重要! た・ぶ・ん・・・

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さて、次回の浜益はどうなることやら・・・

読んでいただきまして、ありがとうございます
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浜益川サケ有効利用調査 2014  

9月14日(日)
北海道においては内水面でのサケ・マスの採捕は全面的に禁止されています
例外として「有効利用調査」があります
事前に事務局に申し込み「採捕従事者」として登録されると調査を実施している河川内でサケ・マスを釣る事ができます
昨年・今年度と忠類川と浜益川の2河川だけのようだ
かつては茶路川と元浦川も調査河川だったのだが・・・

ということで正々堂々と浜益川でのサケ釣りに行ってきた
7時過ぎに到着という相変わらずの遅い出動
どうも100km以内の釣り場へ行く時は5時の目覚めとなってしまう

受付で、昨日の釣果を聞くと・・・何と270匹以上の釣果とのこと
今年は事前調査がなく、昨日が初日だったことと魚自体が多いようである
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ところが・・・河口から注意深く見ながら歩くものの、曲がっているロッドは見当たらない
まずめ時が過ぎても午前中はそこそこに釣れるはずなのだがな・・・

いつものサケの着き場は8人ほどが並んでいた
近い人に声をかけ、上流側の端に入る
込み合っているポイントで魚のざわめきがあり、ロッドが曲がっている
そしてダブルヒットか! 3人のロッドが曲がる!
さあ・・・こっちにも回って来いよ・・・

小さなアタリが2回あった後、グーンとラインが引っ張られる
やった!やった!
一年ぶりの・・・トルクのあるサケのファイトだ
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やや小ぶりだが、川に入ってさほど時間がたっていない色合いのメス
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メスの予約が入っていたので、まずはノルマを果たす

そしてこの後、オスの力強い走りも堪能することが出来たし
背びれへのスレで0Xの結び目から切れてしまう場面もあった
スレによる走りは、全くもって興醒めしてしまう!やっぱり首を振ってほしいやね


ネバリノギクだろうか、エゾノコンギクより濃い色合い
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そして、毎年楽しみにしているホソバウンラン(細葉雲蘭)
今年も綺麗に咲いていてくれた
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消費税が上がる前にラインを新調しておいたのだが、やっとこのロッドにマッチした!
ストレスなくキャストを繰り返したが、左前方からの風が時折吹きつけ
久し振りのスペイキャストということもあり肘に少々痛みを感じ出した
まだまだ力が入っているのだろうな・・・

午後からの魚信は2回だけであったが、今年も浜益川で楽しい一日を過すことができた

最後までお付き合い頂きましてありがとうございます
コメントか拍手をいただければ幸いです

オホーツクに注ぐ川・・・二日目  

9月6日(土)二日目、ところどころ雨を持っていそうな雲もあるけれど、
まぁ、土砂降りになることはないだろうとレインギアなしでスタート
土曜ではあるが、朝一番だけあって駐車場所に車は見当たらなくホッとした
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下流に向かって最初のポイントは中型のライズがあり、これは最初からいただき!!
と思ったものの、柳が横にも後ろにも立ちはだかり、思ったようにキャストできない
上手く流すことが出来れば、必ず大型魚に食わすことが出来そうなのだが・・・
男は諦めも肝心さ!

次の大場所は、予想通りの反応なし!
小型のライズがあるが、深追いしないで次のポイントへ

いい感じの深さと流速が、おいら好みの瀬があらわれた
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この魚を撮影する前に、明らかに50アップはある魚に、またまた逃げられた
そこそこに長いポイントになっていたので、まだまだ咥えさせることが出来るはず!
じっくりと時間をかけて流したものの、サイズダウンしていくばかりだった

さらに下流へ向かうものの、下流域独特の柳が両岸に密生していて行く手を拒んでいた
クサフジは微笑んで出迎えてくれたのだがね・・・
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仕方がなく車に戻り、上流を攻めることにする

すると、嬉しいことにずっと探していたダイモンジソウに出会えることができた!会いたかったー!!
この一ヶ月、岩肌を見るたびに、この花が咲いていないかと探していた
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すでに終わりかけている花もあり、おいらが来るのをぎりぎり待っていてくれたように思える
しかしその喜びは、今釣行3匹目の50アップのニジマスにまたまた逃げられ、落胆へと変わってしまう
絶対にもらった!!と確信しながらやり取りしていたが、足元のラインを巻き取ってリールファイトの持ち込む途中で
強い風が吹き出し、リールと手に絡みついた瞬間にダッシュされ、あえなくラインブレイク!!
まるで絡んだラインを水中から見ていたかのようなタイミングだった・・・

気を取り直して釣り上がるものの、不完全燃焼のもやもや感は否めない
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美形の40クラスも、この気持ちを晴らしてくれはしない
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こんな素晴らしい景観の中に溶け込んでいるのにテンションは上がらない

そして、二箇所目の大文字草を発見
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可憐な姿に、少し気持ちが吹っ切れてきた

そして、なかなかのサイズにやる気も復活!
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それは帰る時間が気になり出し、最後から2番目のキャストだった
やっと!捕れました~!!
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鮮やかなレッドバンドの53cm
レインボートラウトという名に相応しい色合い
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4匹目の正直! 諦めてはいけませんネ!
逃げられた3匹の50サイズの記憶を薄れさせてくれる

この魚に会えなければすっかり自信喪失になるところだった
それにしてもニジマスとのファイトは忙しい!けれど・・・楽しい!!
ありがとー!!

車へ戻る途中、欲を出してひと流しするとアメマスが出てきた
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可愛く撮れた

いい魚と、いい花にも巡りあえた一泊二日の道北釣行でありました

最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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道北遠征…オホーツクに注ぐ川  

9月5日(金)から3連休がとれ、一泊でオホーツクに注ぐ川を目指した
2~3年に一回くらい話題に上がるかどうかの川だが、ちょっとばかり思うところがあり初挑戦となった
あわよくば50cmオーバーのニジマスが連発するかも知れない・・・?

峠を上り、平坦な道を走行中に黄色い花が目に入ってきた
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花の名前は調査中・・・

まずは下流から中流域へ入る予定だったが、峠を下り出して川が目に入り出すと・・・
辛抱しきれずに4番ロッドで入渓してしまった
初めての川にわくわくしながら、かなり水量がある中をニンフで釣り下る
大場所は無反応だが、ちょっとしたポイントで・・・アタリを感じる間もなくジャンプ!!
その後、流れの中でずいぶんと踏ん張っているなあと思ったら、沈んでいた枝にフックが引っかかっていただけ
なかなか技巧派の40cmクラスだった
膨らんだ期待とは裏腹に、顔を出してくれたのは
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お子様サイズのニジマスとアメマス系イワナ
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目的の流域に着く前にいつまでも寄り道をしてはいられない
ちょっと深追いし過ぎてしまった

何とか目指していたであろう場所に辿り着いた時、すでに13時を回っていた
6番スイッチにロッドを変えて釣り出してまもなく・・・
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あっさりと40cm、35cm位のサイズが出てきてくれた
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サイズの割りに力の強い元気いっぱいのニジマス達だ

もっと早く来るべきだったなぁ・・・などと自分の行動を悔やんでいると・・・
かすかなアタリの後、重量感のある手応えを感じてすぐに、ハイジャンプ!!
流れの中に走ったと思ったら! またジャンプ!!
そして、魚の感触はなくなってしまった
その重量感に強くあわせることが出来なかった・・・ああ~ぁ・・・
今年は、いいサイズのニジマスにことごとく逃げられている
そして、それはまだまだ続くことになる

脱力感は振り切れなけれど、20cmから35cm位のサイズは釣れ続く

この日、最後になるであろういい流れに着いた
期待通りに45~6cmを筆頭に4~5匹が出てきてくれ、初日を終えた
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季節外れの、少し婚姻色がかった色合い・・・
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セコマで食料を仕入れて道の駅で車中泊
翌日の行程と作戦を考えながら、雷雨の音を気にしながら、何も決まらないうちに眠りに入った

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二日目、朝焼けの空は、おいらに微笑んでくれるかどうか・・・
すでに老年の域に達してしまったが、「青年は荒野をめざす!」という風景に見入っていた
 一人で行くんだー
 幸せに背を向けて・・・さらば恋人よ・・・♪
 
朝焼けの丘を越え・・・とりあえず、昨日の駐車場所から下流域に入ることにした

最後まで読んでいただき、ありがとうございます
コメントか拍手をいただければ幸いです

8月31日(日)の豊平川  

半日だけの釣行は近場の豊平川で、またまたセミの釣り
今回は魚の画像はありません

シュガーさんの好きなポイントの下流で、推定30cmのニジマスがセミを咥えてくれたのではあるが・・・
フッキングが浅かったというより、テクニシャンだったのでしょう
姿を見せてくれた途端に、流れに帰って行ってしまった

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さすがに日曜!八剣山をのぞむことが出来る河原で見かけた釣り人は、エサ釣りの方々が6人
本命場所には3人もいらっしゃいましたので、見なかった振りをして退散です

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ツリフネソウとキツリフネが競って咲いていた
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そして色の薄いエゾノコンギク
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フライを替えながら釣り戻ると、4匹ほどフライを見に出て来たが・・・
釣り人が多く、神経質になっているのだろう

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場所を変えてニンフを流してみたものの、ウグイ君が出てきてくれただけ

まぁ、こういう日もあるけれど・・・
夏の日差しを取り戻した川で、いい花と風景に出会えた日だった

読んでいただき、ありがとうございます
拍手かコメントを頂ければ幸いです (^^

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