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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

鵡川にセミを浮かべてみた  

8月30日(土)
「釣り人は届かぬ想いの数だけ川に出かける」・・・阪上 陽里


道北河川で評判の良かったセミを持って鵡川に行ってみた
まず、国道の下流で浮かべてから、上流を目指すつもりだった

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予定していた停車場所へは、鹿よけらしきネットが張り巡らされて行くことができず、
さらに下流へ向かった

少し釣り上がると魚からの反応
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5番ロッドには物足りないサイズだが、セミに反応してくれたことが嬉しい

同じポイントからヤマメが出てきた
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うーん!?セミを結ばなければ3番ロッドで十分かもしれないな

5番ロッドに見合う魚を求めて、いつになく丁寧に流しながら釣り上がる
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とてもいい天気、薄っすらと汗ばむくらいの気温で気持ちがいい
しかし、大場所ではことごとく何事も起こらない

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結局、このサイズが7~8匹出ただろうか・・・
釣り人の痕跡は、さほどないのだから、もう少しサイズアップしてもいいはずだがなあ 

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予定していた上流域へ行く時間がなくなってしまい、不完全燃焼の一日を終えた

読んでいただき、ありがとうございました
コメントか拍手を頂ければ幸いです

雨が降ろうと・・・  

8月24日(日)

アメダスで雨量を、川の防災情報で水位を確認し、何とかなるだろうと出かけてきた

釣り師というものは一種の狂気か熱病に似たものを抱いているから
地震、津波、戦争などのあるなしにかかわらず出かけて行く ・・・・開高 健・・・・

開高さんの言葉からすると、雨が続いた位では出かけない理由にはならないのである
しかし、濁って増水していると釣りにはならないがね・・・


上流域は雨の影響どころか、前回よりも水位が低かった
それでも少し歩くと、セミへの反応は悪くない
羽を長くしたものを、寝る前に一日一個づつ巻いた甲斐があった
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40cmに少し届かないサイズだが、意外なポイントから出てきた
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50cmへの期待がふくらむ
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しかし、40cmは超えたものの・・・
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魚はサイズじゃない、一匹は一匹さ!とは言うものの
出来れば大きいサイズを、しかも何匹も釣りたい!欲張りな釣り師なのであります
とはいえ、これだけセミを咥えてくれれば、十分に満足している自分もいるわけです

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ほとんど終わりに近づいていたけれど、ヤナギランが待っていてくれましたね
来年はもう1~2週早く会いに来よう!

予報より早く降り出した雨に帰ろうか迷ったが、下流へ移動してみた
雨が止んだ一瞬、目の前に虹がかかった
慌ててシャッター切ったけれど・・・・
左端の方にかすかに・・・お分かりでしょうか
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これは大きな虹の魚が釣れる前兆か・・・

と思ったのでありましたが、そんなに甘いもんじゃあありませんぜ!
とばかりにセミを咥えてくれたのは、この子でした
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可愛く撮れなくてごめんネ

多分、濁りがとれた日は活性が上がるのだろうな・・・
などと思いつつ、遊んでくれたニジマス達に感謝の一日でありました(^^

終わりまで読んでいただいて、ありがとうございます
拍手かコメントを頂ければ幸いです (^-^)♪

道北河川セミの釣り・・・その2  

8月18日(月)
この日、予定していた駐車場所には工事関係の車両が先着していた
仕方がなく上流へと車を走らせると、広い駐車場所があり、すでに5台が止まっていた
そんなことから、さらに上流の駐車場所から釣り下ったわけだが、
釣り人はルアーマンを一人確認しただけであった
2つ目の駐車場所に止まっていた車5台のうち4台は工事関係者だったということか・・・

もしもの大型魚に合わせて5番のシングルロッドを久し振りに使ってみた
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この画像の白泡の急流域でも40cm位なら、主導権をとって対処できるバッドのパワーだ
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50を超えると、簡単にはいかないのだろうが、残念ながら体験することは出来なかった

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この時期、河原母子は彼方此方で咲き誇っている
肉眼で見るよりも、カメラ画像の方が映える花だと思うのは、おいらだけろうか・・・

 
帰る時間が気になり出した頃に・・・
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この日一番の魚
一度出てきたのだが、ドラグがかかり咥えてくれなかった
多分、もう出ないだろうと思ってキャストしたが・・・ガボッと・・・
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太くて早い流れの向こうで咥えたので、つくづく5番ロッドで良かった!と・・・
胸鰭のドット模様がステキでしょ
それにしても此処のニジマスは、湖の魚のような色合いをしている
もう少し濃いグリーンバックであれば、支笏湖のレインボーと見間違えてしまいそうだ

素晴らしい景観と花々とステキな魚達に、本当に感謝の一日
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標高の違いからか、キツリフネがまだまだ咲いていた
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終わりまで読んでいただいて、ありがとうございます
拍手かコメントを頂ければ幸いです m(^―^)m

道北河川で今日もセミの釣り  

8月18日(月) こんな景色の中を釣り歩いて
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釣り人の痕跡が彼方此方にあったけれど・・・
ちょっとしたポイントから出てきてくれる
誰もがロッドを出すであろうポイントでは反応がない
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大好物なのは蝉なのか、蛾なのか・・・
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おいらのフライはどっちに見えるのだろうか?
一応、セミを模写して作ったけれどね

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秋の花が咲き始め、もうすぐ過しやすい季節がやってくる

ご訪問、ありがとうございます
拍手かコメントを頂ければ幸いです (^‐^)

石狩川支流でセミの釣り  

8月13日(水)
前日、アメダスを確認していると旭川方面は意外と雨量が少なかった
川の水位を見ても、さほど増水はしていない
よって、今年初の道北釣行を決心していた

スタート地点と、3箇所ほどの移動ポイントを思い描きながら車を走らせていたせいか、
275号線からの右折場所を見逃してしまった
しかも少々遠回りをして着いた川は・・・釣りには不向きな濁り具合だ
しかたがないので、未知なる上流域へ行くことにしたのだが・・・
これが不思議なもので、時間を忘れるほどの釣りになった

まず、ニンフで釣り下るとすぐに反応があった
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まるで氷河から溶け出したような青白い水の中に住む、きれいな体色のニジマス

この後、サイズは上がらないが魚の反応は続いた
2014-8-13ニジ

久し振りの40cm超えに期待がふくらみ、足早に釣り下って行く
途中、狐の嫁入りとも言うべき雨降りとなり、木陰に非難するものの、びしょ濡れになってしまう
雨を予想させる天気ではなかったのでね・・・

それでも、間もなく太陽と風が濡れた衣服と身体を、心地よく乾かしてくれる
そうすると少しばかり空腹を感じ、ドライフライに変え、復路を釣り上がることにする
2014-8-13カワラハハコ
今日もカワラハハコがいい香りを漂わせてくれている

オリジナルのスティミュレーターもどきには、小さな魚も反応し煩わしいほどだ
蝉の鳴き声を思い出し、セミフライに交換すると・・・
2014-8-13ニジ2-1
久し振りにハラハラドキドキさせてもらえた魚
2014-8-13ニジ2

雨が上がりスイッチが入ったのか、ニンフには反応しなかったポイントでもセミへの反応が続いた
残念ながら、この日一番の魚にはジャンプ一発で逃走されてしまった
ティペット1号では強く合わせることが出来なかった・・・

2014-8-13ニジ3
この魚は体色からして、繁殖後間もない魚体と思われる
普通、ニジマスは春、5月くらいまでが繁殖期と言われているし、実感としても同感である
水温の低い上流域故の地域差であろうか・・・
それとも個体差なのだろうか・・・

2014-8-13トリカブト
今年初めてのトリカブト・・・・根か茎には猛毒があるそうで、悪用はいけません

2014-8-13ニジ4
このサイズでも大きめのセミを咥えてくる
これ程、楽しいセミの釣りは初めての体験、
今さらながらではあるけれど、釣れる時は釣れるものである 
車に戻って時計を見ると、釣り始めてから何と6時間以上が経っていた
これだものお腹が空くわけだ

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます(^^
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豊平川支流  

8月10日豊平川支流

前日の沙流川水域で完全燃焼することが出来なかったからか・・・
豊平川支流で半日だけロッドを振ってみた
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駐車場所から下流域は全くの無反応!
ニンフで下ってドライで戻ったのだが、魚っ気はない
一匹でも出ていたら、ロッドをたたんで休息日にする予定だった
かつて、大きなニジマスが相手をしてくれたのだがネ・・・

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カワラハハコがいい香りを漂わせている中を、意地になって釣り上がって行き、
何とか小ぶりのニジマスが顔を出してくれた
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釣れない時間が長かっただけ
小さいとはいえ、釣れると釣れないとでは大きな違いである

ニジマスのこのサイズは、幼児虐待をしているようではあるがネ

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この景色で涼んでくだされ・・・

沙流川支流  

8月9日(土)
本流が駄目なら支流で何とかなるだろうと沙流川へ向かった

さすがに本流は増水していて支流へ入ったが、かなりの水量・水圧で移動がままならない

2箇所目の入渓地点は割合歩きやすそうだった
そこそこに釣り人が入っているとみえて、見逃しそうなポイントでしか反応しない
2014-8-9ニジ
20cmあるかどうかのニジマスが4匹相手をしてくれたところで、一本目の支流を後にした
最初の入渓場所で釣れない時間が長すぎた

見事に群生していた特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウ(大反魂草)
2014-8-9オオハンゴンソウ
許可なく栽培・保管・運搬してはいけないことになっている

群生したオオハンゴンソウがきれたあたりの草の中から、背を伸ばして咲いていたのは
2014-8-9ふうろor現証拠
トカチフウロかゲンノショウコか・・・?

二本目の支流は、いつの間にか林道が開放されていた
砂地にはムシトリナデシコがたくさん咲いて、とても華やかな空間になっていた
この蝶は捕らわれたわけではありませんよ
2014-8-9ムシトリナデシコ&蝶
名前のムシトリは、茎からねばねばする粘液を出すことによるようですが
食虫植物ではないとのこと

入渓して間もなく一匹目が出て、尺への期待をしたのだが・・・
2014-8-9オショロコマ
途中でビタミン補給、久し振りの食感は少し苦味はあるものの熟したものは甘い!
2014-8-9木苺

しかし、行けども行けども魚信はなく・・・結局、初めの一匹で終了してしまった
2014-8-9沙流川支流

戻る林道で、岩肌に咲く大文字草をやっと見つけることができた
釣り上がる時も、必ず岩肌を凝視して探していた
いい一日になった!終わりよければ全て良し!とこの時は思っていた
しかし!パソコンに画像を落として見ると・・・花の白色が飛んでしまっている!
あ~あ…ショック!!4枚撮って4枚ともだ!
まだ、七分咲きといった感じだったから、もう一度行くしかないか・・・

尺岩魚 ぽっちゃり系  

一般的にはエサ釣り師が好んで持ち帰る魚は、イワナやオショロコマよりヤマメやニジマスである
北海道の場合はヤマメやニジマスがいない上流域であれば、割と魚影が濃いことがある

ニジマスが越える事の出来ない堰堤から上流は岩魚だけが棲息する
昼食後は、2番ロッドに持ち替えてその領域へ入って行った
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少し紫色を帯びたエゾアジサイが出迎えてくれた


最初の大場所で、みっちゃんからのモライフライから既製品のパラシュートに変えてみた
パラシュートのハックルを上手にフィニッシュすることが出来ないおいらが購入した250円の代物だ

4回目位に「出た!」という二人の声に、ロッド合わせる・・・
ちょっと目を離したスキに咥えてくれていた!
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イワナらしからぬ…ぽっちゃり系、32~3センチ
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ここから1KMくらい釣り上がっただろうか、それほど魚影が濃いという訳ではなく薄い訳でもないが、
3人とも幸せな時間をゆったりと過すことができた


いつか出会いたいと思っていたミヤマアカバナ
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たまたまなのか一株だけ、手招きをするように風に揺れていた

気温差が少ない中で咲きはじめたせいか、エゾノコンギクは薄い色合いだ
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釣りを終えて帰路に着く前の公園でマリーゴールドが咲き誇っていた
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コウリンタンポポほどの鮮やかさはないが、目を惹きつけるオレンジ色


冗談を連発しながら、3人で交代しながら釣り上るのもいいものである
魚影が濃いから、ではあるが・・・

道南の渓を3人で  

8月2日(土)
何となく待ち合わせて道南の渓へ向かった
中山峠の8合目辺りで連絡があり、それほど時間差なく分岐点で合流できた
今日はドライフライの釣りなのだが、みっちゃんからの「モライフライ」がメインだ
タイイングの下手なおいらに気前良くお裾分けしてくれる

途中の入渓場所には車が止まっていなかったものの、予定していた場所には3台の車ある
その場所は4番ロッド以上が必要なのだが、入渓地点を変更して3番ロッドでスタートした
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林道にも川にも彼方此方にエゾアジサイが咲いていた
天気の違いもあるのだろうが日高の渓のものより、はっきりした色合いである

少し釣り上がると元気な岩魚と虹鱒が相手をしてくれる
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3番ロッドを程よく曲げて楽しませてくれる魚たち
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しかし、期待が膨らむ大場所での反応は鈍く、釣り人がそこそこに入っていることを物語る
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それでもこの川は、3人の大人を満足させてくれる豊饒な生態系を保っている
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流れる場所によってその色を変える水は、あくまでも透明である

場所によっては、こんなに素晴らしい色合いにもなる
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魚たちもまた美形揃いだ
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3台の車が止まっていたところまで釣り上がったようで魚の反応がなくなる
林道を目指し脱渓するのだが、背丈を軽く超える笹とイタドリを相手に格闘することになってしまった
微かに踏み後が見えたのだが・・・

たっぷり汗を流し、少し早いランチタイムの後、尺イワナを求めて移動する


紫陽花  

沙流川水系で久し振りにエゾアジサイの花と出会えた翌日、雨で生き返った公園の紫陽花
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花びらを沢山付けた紫陽花は清楚でありながら、とても豪華でもある

次はエゾアジサイに似た品種だが
葉の縁が白くいろどられてる
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そして先日の、オショロコマの渓に咲くエゾアジサイ
2014-7-26エゾアジサイ2
これ程見事なバランスで花をつけたものは、そうそうお目にかかれない
ひっそりと咲いているのだが、しっかり自己主張している花・・・とてもステキな花だ



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