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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

今日も豊平川  

季節外れの風邪なのか、延べ三日間寝込んでしまった
この時期、どうしても行きたい川があるだが、
「川は逃げないから、無理しないほうがいい!」という言葉を身体はあっさり受け入れてしまう
行きたい気持ちは山ほどあるのだが・・・

毎朝4時には目が覚め
「う~ん・・・だめか・・・、・・・明日だ・・・明日こそ・・・」と自分に言い聞かせていた
あ~無尽蔵の体力がほしい!!

今朝、何とか身体を動かしても大丈夫のようだ
片道170kmコースを、一気に突っ走る! 
・・・つもり・・・だったが・・・
時速60kmを超えると頭がクラクラする!

止むを得ず進路を変更した
悔しいけれど・・・この勇気が大事なのです
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川の風は心地よいのだが
足元を気にしながらのせいか、妙に汗ばみながら釣り下る
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本調子になれないおいらに元気をくれる一匹、ありがとー!

この後、手のひらサイズの3匹から元気を注入してもらったもの・・・
強い陽射しもあり、まだまだ本調子にはほど遠い

明日からの仕事に差し障らぬよう、早めに川を後にした
こんな早上がり、10年に一度あるかないか・・・
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光が入りすぎて色が飛んでしまったけれど、遠目にはムシトリナデシコを思わせるピンク色
たぶん、「ゴウダソウ」と思われます

遊楽部川のオレンジバンド  

ユーラップの語源は「温泉の流れる川」というアイヌ語を当てたとのこと
ヤマメノ解禁日以来、2回目の釣行である

途中、長万部へ入る直線道路沿い、満開のエゾキスゲが目を引き付ける
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キスゲのような大きく立派な花姿は、気持ちも大きくさせてくれる
大きな魚が連発するような期待感に胸が膨らむ
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この花、数は少なくなるが国縫の近くまで咲いていた

駐車場所で、若者ルアーマンに声をかけられる
ヤマメを狙っての釣行のようだ
おいらは、そのお姉さんだが・・・
礼儀正しい好青年としばし情報交換し、いざ出陣!

一番、期待していた場所を3往復流してみたが、全く当らない!
今回は迷わずもっと上流へ移動
各ポイントには、この魚の大群が押し寄せていた
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ちょっと厚化粧ではあるけれど、とてもいい色合いでしょ
ウエットにもニンフにも、すこぶる反応が良い
30cmを超えると、それはそれで悪くはないのだが、すぐに飽きてしまうネ

朝8時半にスタートして、歩きに歩き…そろそろ帰りを気にしだした頃に・・・
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一度だけ、ヤマメの大姉が遊んでくれた 
トルクとスピードを兼ね備えたファイトだった 

6月15日の豊平川  

ワールドカップのテレビ中継までと決め、近場の豊平川へ向かった
先週、この川としてはそこそこのいいニジマスが出たからね

まずは、新規のポイント開拓に、入ってはダメそうな道を強引に行ってみたが・・・
増水していて、川辺の移動がままならない!
水量が落ち着けばいけそうないいポイントはあったから、今度の楽しみにしておこう
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イヌカミツレが遠慮がちに群生していた
この季節、彼方此方で目を休ませてくれる


本命場所に移動するものの、増水していて川通しに歩けない
河畔林の中でニセアカシアの花も満開を迎えていた
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倒れかけた幹に咲く姿は、まるで藤の花のようだ
とてもいい香りがただよっていた


時折降る小雨をためこんだ柳の葉
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気温が上昇し・・・いい感じになってきたのだが・・・
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渋~いアタリが2回あっただけで、魚は姿を見せてはくれなかった 

そんなわけで珍しい花をひとつ、モイワラン 葉がないのである
モイワラン
豊平川に咲く  藻岩蘭
地域色が出ていていいね~このひびき・・・

魚が出れば、さらに良かったのだがネ

6月14日 沙流川  

アメダスを見ると、旭川周辺や占冠の雨量は比較的少ないようだった

鵡川の新規開拓に向かったのだが、274の橋から見ると・・・
水量はさほどではないが、水の色はカフェオレだ

とても釣りにはならないので、そのまま沙流川へ

2014-6-14沙流川
増水気味だが水の色は悪くない
昨年、この川ではそこそこのサイズが出たポイントで粘ってみたものの・・・
2014-6-14ニジ1
ピッカピカのチビニジしか相手になってくれなかった

ところどころ、岩肌に咲くウツボグサが目を引きつける
2014-6-14ウツボグサ1

2014-6-14ウツボグサ2

少しサイズアップ
2014-6-14ニジ2

オショロコマも姿を見せてくれた
2014-6-14オショロコマ
沙流川水系は淡い色合いの美しい魚体

まん丸体型
2014-6-14ニジ3
丸々と太った魚体からすると、大型がいてもおかしくないのだがなぁ・・・
数は出たものの、最大が30cm位だった

夏になったら支流も含めて、3番ロッドで遊びに来ようっと 

6月9日 雨の十勝で・・・  

久し振りにルアーマン「た~やん」との釣行
早春の道南アメマス河川で惨敗をさせてしまったので、この時期開幕するであろう十勝の川へ向かった
た~やんにとって6月9日という日は、尻別川で65cmのニジマスをGETした縁起のいい日とのこと
その写真を見せつけられた事を思い出しながら・・・期待が高まる時間を感じさせない往路だった

到着した流域は予想外の増水で、ポイントが少なくなって苦戦した
終わってみれば、出だしだけは好調で、すぐに反応してくれた
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とても綺麗な頬紅で装った美形・・・レインボートラウトの名にふさわしい姿だ
胸びれまで見事な色合い
P1140035-頬

おまけの魚・・・
ここのQさまのアタリと引き具合は、ニジマスと勘違いするほどの力強さだった
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この花の名は・・・・ 誰か教えて下さいな
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オオヤマオダマキと判明(シュガーさん情報)

この花は 二人静
「一人静」に続きがあったとは・・・ 
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小さいけれど何とか2匹目のニジマス
黒点の少ないホウライマス系統
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この川の魚達は、とても力が強い!
たいていは、水の中から姿を現した魚体を見て「意外と大きかったな…」と思うのだが、
「ん…?意外と小さかった、もっと大きいと思ったんだがな・・・」と言わせる
それは「た~やん」も同様であった
その「た~やん」は45cmのニジマスと二桁に近いQさまを釣って、道南河川の雪辱を果たした

トラウトの数は出なかったものの、小雨霧雨が降り続く悪天候でも満足な一日を過すことができた 

今期初の豊平川  

通勤時に見る豊平川は、ようやく水位が落ち着いたように見えていた。
上流域は絶好のコンディションになっているだろうと思っていたのだが・・・
遠目で見ていたより水量が多く、流せる範囲が狭いので移動を繰り返した

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最初の場所でタニウツギが咲いていた
ホントにいい花だ

駐車場所近くに咲く「くさのおう」
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マイズルソウ(舞鶴草) 花ではなく葉の様子を鶴の舞う姿に見立てたとのこと
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今日も花の撮影だけで終わってしまうのか・・・・

魚は半ば諦めていたのだが

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なかなかの尾びれでしょ

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最後のポイントで何とか、そこそこのニジマスに遊んでもらうことが出来た

さぁ明日は・・・十勝方面へ 

6月1日ヤマメ解禁日  

6月1日は正々堂々と釣りが出来る日だ
ヤマメを釣りたいということではないのだが・・・

と言うことは・・・下心丸出しではある
かつての赴任先でヤマメのメッカともいえる川へ行ってきた

時間を決めて待ち合わせたわけではないが、以心伝心!釣り友TAさんが駐車場所に登場!
ウェーダーを履いている最中だったので、ちょっとびっくり!・・・嬉しい!

2014-6-1Tさん
一週間に八日は曇っているはずなのに、晴天が魚の警戒心を開放させてはくれなかった

TAさんは3匹ほどのヤマメの姉さんと遊んでもらったのだが、
おいらは延長に延長を重ねた結果、この川では珍しいニジマスが最後に遊んでくれた
2014-6-1ニジ

二箇所目へ降りる途中に咲いていた忘れな草・・・
2014-6-1忘れな草

サランベ公園では芝生の中のアクセント、デイジーがいっぱい咲いていた
2014-6-1公園

TAさんは最後までおいらに釣らそうとして、下ごしらえをしてくれたのだが・・・
ヤマメの姉さんは、おいらのフライを咥えることはなかった!!

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