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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

一泊二日の道東釣行・・・4/26 屈斜路編  

屈斜路湖はライブカメラの画像から、氷の落ちた面積はまだ少なそうではあった
とは言え、氷が落ちてすぐは爆釣になるという文章を読んだか、聞いたかしたことがあった

よって、弟子屈に宿泊して二日目は屈斜路湖でロッドを振ってみた

2014-4-26屈斜路2
こんな感じで、川の流れ込みだけが釣りになる状態だった
したがって、6時に到着すると3本の流れ込みには釣り人が入っていた
しかもフライフィッシャーは全員がルースニングである

2014-4-26屈斜路

一人だけ、引っ張りの釣りで頑張ってみたものの・・・

2014-4-26屈斜路Q
相手になってくれたのは、どちらかというと嫌われ者・・・Qさま・・・

最初の画像の奥の流れ込みだけ、何匹かのニジマスが出ていたようだ

こんなことなら、ベガンベに二日間滞在すべきだったなぁ・・・
と、結果論を何度かつぶやきながら5時間の帰路についたのでありました

多分、今頃は絶好釣になっているのだろう
そうそう思い通りにはいかないものである 

一泊二日の道東釣行・・・その2  

「よい川で釣りをしていたい、それだけが願いだ」・・・ ディック・ブラロック

そんな願いを叶えてくれる別寒辺牛川

2014-4-25ベカンアメ3

贅沢な希望を言えば・・・湿原の川だから仕方がないにしても、少しでいいから河原があればなぁ・・・
そう思う釣り師はおいらだけではないだろうナ…
写真を撮るのに一苦労だから・・・

必然的に、手で押さえた画像が多くなってしまう

何ともいえない色合い・・・サバ色の頬
2014-4-25ベカンアメ7

このステキな頬の色になると、ほぼ海アメの体型である
2014-4-25ベカンアメ5


そして・・・蛍光ウォーターブルーの尾びれ
2014-4-25アメ尾びれ
やはり、アメマスの尾びれは美しい!
この画像は明るさ・色合いなど、全く手を加えずに、部分的に切り取っただけだ


P1130022.jpg
数釣りが目的ではないけれど、そこそこのサイズで美しい魚を求めて貪欲に釣り続け
たくさんのアメマスに遊んでもらえた一日
欲を言えば、70サイズに会いたかったが・・・

一匹目が釣れてから約7時間後、次の屈斜路湖へ挑むべく宿泊先の弟子屈へ向かった
別寒辺牛川のアメマスさん、ありがとー!!

一泊二日の道東釣行・・・本命+珍魚編  

釧路の向こうの本流が本格化したというので、海のアメマスは来年のお楽しみとした。
やはり川のほうが好きなのだろうな・・・
出発前日の夜、弟子屈での一泊を決めるまで迷いに迷った。
ライブカメラでは、屈斜路湖の氷が相当残っているからである。

今月からETC割引が変更になったので、平日遠征は注意が必要である
割引の恩恵を受けるには0時から4時の間に高速に乗らなければならい
更に節約するため夕張から乗るのだが、5分前に何とかETCゲートを通過できた。
もっと余裕をもって出発したいのが、なかなか出来ないでいる。

出発して5時間後、目的の川に到着
2014-4-25ベカン川
天気が良すぎるきらいはあるが風が少し波立たせてくれ、穏やかな春の釣り日和だ

ぬかるみに足を取られてよろけ、あちこちに泥をつけてしまい、まずは水に入って泥落とし・・・

前回使用していたシンクリーダーをフロロに変えて
さぁ! 一投目・・・
2014-4-25ベカンアメ1
まだ、汽水域での生活が短いであろう色合いだが、そこそこに太さを回復した55センチ
この川のアメマスは期待通りに一投目から相手をしてくれる


この後、あまり場所を移動せずにキャストする方向を少し変えるだけで30cmから60cmが連発

2014-4-25ベカンアメ2

二桁を越えるとさすがに反応が鈍くなりコツコツと魚信はあるが、のらなくなってきた


列車が来る音がして、そういえばルパンの絵柄の車両が通るのを思い出しカメラを構えた
2014-4-25ベカン列車
残念ながら、違う列車だった
後で通るのを見かけたが、その時は遠い位置にいて撮影できなかった
今度来る時は、時間を調べて待ち構えてみよう


そして、100mほど下流へ移動したところで・・・

何と・・・

木の枝でも釣れたかと思いきや・・・

魚の感触はある・・・


まさかの・・・


フライでカレイ・・・ カレイのフライではありませんぜ
2014-4-25カレイ
初めてのカレイ、意外と背中のブツブツは硬いんだな
これはこれで、嬉しいような・・・


海が近くなるほどに、おいらの好きな色合い、銀白色の固体が多くなる
2014-4-25ベカンアメ水玉

この魚たちに会えるから、片道5時間かけても来てしまうなぁ・・・

早春の花  

二三日前に、通勤途中の庭に咲いているのを見て春を実感したのだが、
やはり、野の花…いたどりの枯れ枝の間からの立ち姿が美しい!
P1120070.jpg


日当たりの良い南側の斜面には、エゾエンゴサクも咲いていた
            P1120069.jpg
いよいよ、おいらの行く釣り場にも春が来た・・・


さて、明後日からゴールデンウイーク前の連休が取れた
別寒辺牛川と屈斜路湖へ釣行の予定だ 

いい魚が遊んでくれるかどうか・・・


サクラと虹  

積丹川・余別川・古宇川は5月1日から、サクラマスの遡上を保護するための河口規制が始まる
おいらにとっては海アメマスの方が魅力的なのだが、サクラマスも悪くはない
しかし、各河口域へ行くには時間がない

19日土曜は時間の制約があり、比較的近い釣り場へ向かった


2014-4-19ふきのとう


小さいながらサクラマスが出てきた
ピカピカの魚体と透き通った胸ビレがとても綺麗だ
2014-4-19サクラJr
パーマークがあれば、そこそこのサイズではある


そして・・・本命視していたこの魚・・・
2014-4-19ニジ尾
おいらの指がうっすらと透けて見える、整然と並んだ黒点の尾びれ
アメマスとは、また違った趣の美しさだ・・・

この川に通う理由  

気温が上がらずに、雪代による増水はそれ程でもないようだ
このところ海のアメマスは相手をしてくれないので、200km先の川を選んだ

今年は魚が多くないこともあり、訪れる釣り人は少ないような気がする
室蘭からのお二人と、森のTさん以外のフライマンは2人しかいなかった
しかし、サクラ狙いでルアーを投げている人はそこそこに来ている

そう言うおいらのフライを咥えてくれたら、それはそれで嬉しいんだけどネ

2014-4-12水門


それほど大きいわけではないけれど・・・
どうですか・・・!  
ニジマスのような頭と体高と胸びれのバランス
均整のとれた素晴らしいプロポーションだ 
2014-4-12利別アメ
水玉模様をちりばめた腹部は、透き通るような銀白色に輝いて・・・
見るほどに、惚れ惚れしてしまう
この魚に会いたくて、この川に通っている

東の方向へ向かえば、もう少し多くの魚が遊んでくれるはずだが・・・


下流に行くほど風は強く・・・
まるで川は逆流しているようだ
利別川河口

10時間の滞在で、2匹だけしか遊んでくれなかったけれど
大富の水位が3m40cm以内なら、また来てしまいそうだ

鮭稚魚は何処へ  

島牧の各河川で、そろそろ鮭稚魚が降りはじめたらしい・・・
そんな噂を耳にして、ボイルするアメマスを想像しながら4時半に出発した

コビチャナイ川周辺に3人、折川河口に1人・・・
さすが海アメのメッカ! 平日でも釣り人はいる


泊川河口からスタート
2014-4-9泊川河口
1時間ほどキャストを繰り返すものの・・・
鮭稚魚の姿もアメマスの気配も何もない


次は18番
2014-4-9(18番)
ここも、何事も起こらず・・・
他の人たちも、釣れている様子はない


そして本命視していた千走川河口と周辺を回ったが、同じく何も感じられなかった

いったい、鮭稚魚は何処にいるっていうんだい!!

この後、レストハウス前も・・・
太平川河口とワンドも・・・

一通りキャストしてみたものの・・・


結局、鮭稚魚が降り始めたらしいという噂は、あくまでもウ・ワ・サだったのか・・・?

積丹~神恵内~余市川  

先週土曜の代休で4月1日が休みだった
風の便りでは、鮭チーがポツポツと下っているらしい

風と波次第だが、積丹川・余別川・古宇川の河口のどれかは風裏になっているかもしれない
まずは、積丹に行ってみたが・・・

2014-4-1野塚海岸
サーフィンにはこの上ない波の状況だ
とても、フライフィッシャーマンの出る幕ではない

そして・・・近いだけあって余別も同じ様なものだった

少し迷いながらも神恵内に行ってみる・・・しかし、これまた大差ない状況・・・

ということで、初めての当丸峠越え
初めての道は、チョットばかり心がときめく・・・
2014-4-1当丸峠
確実に春は近づいてきている

古平を過ぎてセタカムイのパーキング、沖村川河口を覗くものの向かい風と大波だ
どこまでも、海でロッドを振らせてくれそうもない

海を諦め、余市川への到着したのは出発してから約4時間が経っていた
2014-4-1余市川

田川橋周辺はもちろん両岸を、体育館裏も含めてかなり丁寧に流したが魚信はなかった

さらに一つ上流の橋から下流500m位、行ける所まで下ったものの・・・
魚ッ気は全くナシ!!
先行していたフライマン二人に聞いてみても、おいらと同じだ

これは何をか云わんや・・・
おいらの腕が悪いのではなく、魚がいないという結論であります!

風景写真の一日でありました 

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