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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

外来種  

前日、ちょっとした飲み会
一次会だけで退散し、今日に備えたはず・・・

さほど呑んだわけでもないが、後頭部が重い
目は覚めていても、なかなか起き上がれずに10時の出発になってしまった

今日は〇〇回目の誕生日、お魚が祝ってくれるはずだ・・・
2014-3-30フキノトウ

じわ~っと汗ばむほど、歩けど歩けど・・・
魚影は確認したのだが、魚からの祝福はなかった

顔を見せてくれたのは・・外来種・・アライグマ
2014-3-30あらいぐま

今日は方向を誤ったようだ、こういう日もある


ツタアジサイをブーケにして・・・
2014-3-30ツタアジサイ
セルフ・・・ハッピーバースデイ!!

一泊二日のアメマス釣行・・・後編  

最下流の橋周辺も、ひと頃に比べると浅くなってしまったものの
水深のあるポイント自体はほぼ同じ位置のままだ

少しポイントをずらして流すと、またまた反応があった
明確なアタリではなく、川底をなぞっているような感触である
2014-3-23アメ尾ビレ
サイズはレギュラーでも、なかなか綺麗な尾びれの持ち主だった


さて、シュガーさんはアタリの感触はあるものの、なかなかフッキングしないようだったが・・・
帰りの時間が迫ったラスト数分くらいに・・・!

2014-3-23シュガーさん
やったー!! ロッドが良い感じで曲線を描いている
筋肉質な利別アメマスのファイトを味わってもらえて、良かった~

さらに帰り道、島牧のセコマで「杉坂名人」に会ったそうな・・・


その後、おいらは2匹目の60サイズが出てきてくれた
2014-3-24アメ3
オスのファイトは力強くて、とても楽しい!
結局、この橋周辺で8匹のアメマスに遊んでもらった
心が満たされた後は、固まった身体を温泉でほぐしてもらおう

***********

さあ、翌日は?
何と!川も漁港も全く反応がなく、ひたすらキャストを繰り返しただけだった

午後から、島牧に寄って帰ることとし、18番へ向かった
穏やかだったはずが、風が吹いて、油断をすると波をかぶる
20143-24島牧チビアメ

大物のメッカのはずだが、何故かお子様サイズが釣れた
島牧でこのサイズを釣るのは、結構、難しいんじゃないだろうか・・・

最後に太平川河口で・・・ロッドとリールの塩を落として帰路に着いた


「魚釣りという病気は死ぬまで治らない難病であるともに
   人生という難病を治療する特効薬でもある・・・」  ロイキリーク

難病を治療するため特効薬を服しながら、一泊二日の温泉療養を終えた
これでまた一週間、頑張ることができるのだ・・・

一泊二日のアメマス釣行・・・その1  

今回は年に一回、いやいや二回かも知れない一泊二日の釣行だ
お気に入りのアメマスとお気に入りの温泉、釣れさえすればこの上ない贅沢だろう

8時位に現地到着、さすがに日曜だけあって各ポイントに先行者の車がある
森町のTさんの車があるポイントで準備を始める
前回、たーやんと来た時に、今日来ることを約束していた
Tさんを介して、これから入ろうとするお二人としばし談笑する
二年前にもこのポイントで一緒になった事を思い出していた

Tさんは朝一で、3匹のアメマスが出たというがシビアな出方だという
連休の最終日ということもあり、魚も入れ替わってないのか、激シブの時間が過ぎていった
今日は帰る時間を気にしなくていいにしても、厳しい釣りを覚悟しよう・・・
2014-3-23Tさん
次のポイントへ移動するも、全く反応はない
先行していた方々も、さっぱりとのことだった

11時位に胸ポケットの携帯が振動したが、楽天トラベルのメールだろうと決め込んでいた
約一時間後に、思い出して確認をすると・・・シュガーさんからのメールだった
下流の橋ポイントに来ているとのことだった
この移動が、この釣り旅のぜいたくな時間の幕開けであった

初めはシブかったものの、フライサイズを落として、しつこく流すと・・・
2014-3-23アメ1
50くらい、この川のレギュラーサイズ
上唇をご覧下され・・・比較的新しいリリースの痕跡・・・シブい理由である


同じポイントで流し方を変えて・・・
2014-3-23アメ2
今期、この川でやっと60サイズが相手になってくれた 
簡単には岸辺に寄ってくれない
魚体の素晴らしさからくるこのファイトが、この時期のこの川に通う理由なのだ
そして、横たわったはずがシャッターを切るタイミングでジャンプ!!
結果オーライの躍動感のあるナイスショットだ! 


さらに午前中の不振が嘘のように、アメマスから贅沢な時間をいただくことになる・・・

春の上りアメマス  

平日の休みが取れて道南の本流へ行ってきた
川は一人占めだと思ったのだが・・・

おいらを入れて3人が来ていた

2014-3-20アメ1
流れの中ということもあって、そのファイトは強い強い!


2014-3-20アメ2
海から一気に上ってきたのだろうか・・・魅惑の青みがかった銀白色だ

2014-3-20アメ3


2014-3-20アメ4

比較的浅いポイントでは、薄茶色がかった色合いだ

2014-3-20アメ5

残念ながら60を超える魚には遊んでもらえなかった・・・


今週末、もう一度…行ってみようか!!

積丹方面 異常なし  

年のせいなのだろうか、一ヶ月程前に寝込んだばかりだったのだが、
金曜日にまたまたダウン!!
木曜の夜中に、未だかつて経験したことのない下痢に襲われたのだ
体内に入り込んだ外敵を追い出そうと、防衛本能が働いているとのことだ
体外に排出された水分をきちんと取り込んで、一日半の休養で何とか回復・・・
こんなことにならなければ、一泊で道南の本流で遊ぶはずだった

大事を取って遠出をせずに積丹方面へ行ってみた

2014-3-16Y~S

野塚海岸は7~8人程がロッドを振っていたので、余別川の河口からのスタート
春めいた空気が心地よい
風も弱く、少し歩いただけで汗ばむほどだ

しかし、おいらを含めて入れ替わりで4人がロッドを出したものの・・・何もなしだ

その後、野塚周辺を彷徨ったものの、全くの無反応だ
一人として魚信があった話を聞くことも出来なかった

今回で3回目の積丹サーフ、異常なし! なかなか難しいものだ・・・

2014-3-16セタカムイ岩
体調を整えるため万全を期して、早めの帰り道にセタカムイ岩に寄ってみた

セタカムイとはアイヌ語で「犬の神」という意味で、このセタカムイ岩にはそれにまつわる悲しい伝説がある。
それは沖に出た漁師が暴風雨にのまれてしまい、浜で主人の帰りを待ち続けた飼い犬が遠吠えしたものが
この岩となったということのようだ

きっと、風が吹けば、悲しい遠吠えが聞こえてくるのだろうな・・・


海の雨鱒 65cm  

今回は古い釣り友、ルアーマンのたーやんとの釣行。
何でも一昨年の10月上旬、おいらと浜益川の漁獲調査へ行って以来の釣りだという。
それならば何とか一匹は釣ってもらいたいくて、先週アメマスを連発した道南の本流へ向かった。

待ち合わせの朝5時、札幌は何と40センチはある降雪だ!
釣り場の状況、特に堤防の積雪状態が懸念されるが行ってみるしかない
果たして吉と出るのか、それとも・・・

峠の積雪はさほどではなく、札幌圏以外は薄っすら雪化粧といった景色だった

今金への入り口もこんな感じ、新雪と青空が歓迎してくれた
2014-3-10雪景色
しかし、釣り場はこの時には想像できない状況だったのだ

堤防ですれ違ったのは見覚えのある車、先週もご一緒したTさん
状況を聞くと、川が半分くらいは凍っているという!
それでも、キャストのできる場所はあるという
玉浮きポイントは釣りにならないだろうと言うので水門ポイントからスタートする

太陽の力は偉大だ!
風がない中陽が当たっているとプラス気温に感じる
しかし、水についたランニングラインは右中指に雪の結晶を置いてゆく・・

全く魚信のない中、浮きポイントへ移動すると、陽がかげり雪が振り出してきた
2014-3-10たーやん&Tさん
川面に張った氷を割りながらキャストを繰り返すも、ここも魚からの反応はない
釣り師同士、不思議なもので初対面とは思えない たーやんとTさんだった


少し迷ったが、川を諦め漁港へ行くことした
このところシケが続いていたので、きっとアメマス達は漁港に避難しているはずだ
もしかしたら爆釣になるんじゃぁないか・・!

漁港の出迎えてくれた、おねだりニャンコ
残念ながら、食料は車中で完食してしまった・・・ごめん!
2014-3-10鵜泊ニャンコ
毛色は違うが、ついつい「ちゃい!」と呼んでしまうおいら・・・
するとキョトンとした表情! そうだよね、違う名前だろうネ・・・
「ちゃい」は、ちょくちょく訪問させてもらっているブログの愛らしい猫ちゃんだ


さて、釣果はというと・・・
1時間半ほど、二人とも何の感触もない時間が続いた

やっと、おいらのフライを咥えてくれたのは5時間ほど経過した14時半だった
2014-3-10あめ50
ちょうど50cmだったが、スピードのある走りと、寄ってから反転した白い魚体は
サクラマスかと勘違いするほどだった

そして・・15分後に・・
2014-3-10-65アメ1
頭の後ろが盛り上がって背中へ続いているマッチョなアメマス
2014-3-10-65アメ2


そして最後のキャストで相手をしてくれたのは
2014-3-10アメ尾びれ
美しい尾びれの持ち主だった  どうですか?この煌めき!
大きな魚も勿論、嬉しいが、美しい魚はおいらの目を引き付けて離さない
男のおいらにしてみれば、どんな宝石よりも美しい!!
アメマスの尾びれフェチになりそうだ・・・

ルアーマンの たーやんには厳しい一日になってしまった
川は氷が流れてくる状態でもあり、0~1℃という水温で低活性だった
スレている漁港は一般的なルアーでは厳しいのだろうナ
おいらのフライへもアタリらしいアタリは一回もなかったからな・・・

一週間ずれていれば、違う展開だったのだろうか・・・

ORVISのカセットリール  

インフルの全快祝いに買ったリール
おいらは元々、リールへのこだわりはない方である
あまり良いリールを使ったことがないからかもしれないが、優先するのはロッドとのバランスだ
ロッドのグリップとリールの大きさ(直径)が自分の感覚に合っているかどうかが決め手だ

ORVISリール

このリールの直径は95~6mmで、おいらの持っている8番以外のダブルハンドに丁度良いサイズ
カセットが2個余分についていて、合計3種類のラインをストックできる優れものである
カセットは替えスプールよりも当然軽く、持ち運びが苦にならない
ドラグも、この値段からすると十分な滑らかさと効き具合である
何てたって12,000円位だったからね! 
「もう少し良いリールを付けないと、ロッドが泣きまっせ!」
と言う釣り友の声も聞こえてきそうではあるが・・・

いいの!いいの! おいらのロッドはこれが好きなの 



先週の釣行途中で見つけた、牛さんの砂箱
牛砂箱(種川)
今金の入り口、種川のT字交差点に設置されていた
今年は雪が多くて寒いから、きっと大活躍したことだろうね
何とも愛嬌のあるキャラだなぁ・・・


道南本流でアメマス連発!  

昨日は平日の休み、しかも釣り人が集中する土日の前日という好条件だ。
そろそろ島牧にも行ってみたいと思っていたのだが、道南の本流で釣果があったと聞いて、
迷わず200kmの行程を選んでいた。

予定通り8時には到着、堤防への近道も堤防も車が通れるようになっていた。
水門ポイントに先行者があり、西北西の強風に挑んでキャストをしいた。
堤防上に他の車は見当たらないので、少し下流のポイントから入ることにした

風が強いので、一歩でも先へウエーディングしたくなる。
そうすると水面が高く、へなちょこキャストになってラインが伸びていかない。
一歩二歩と戻ってキャストをしても、目指すポイントに届かないから、また前に出る。
そうするとキャストが上手くいかない! これを何度か繰り返していたら、何やら根がかりのような感触が・・・
久し振りの川アメマス! 45cmほどの、上りの個体だった。
まずは、よし!よし!とリリース。
岸辺がなく、氷雪に魚を横たえるにしてもランディングネットを持って来なかったので、ちょっと可愛そうな気がした。
車にネットを取りに戻ろうという気持ちとは裏腹に、身体は勝手に次のキャストをしていた。
そうすると、またまた手応えが・・・
今度は50cm超えの下り(越冬)の個体だ。これは、体色と太さからの私見ではありますが・・・
2014-2-28越冬アメ1


ネットを取りに車に戻ろうと川から上がったところで、上流に入っていた方が向かって来た。
一言二言、言葉を交わすと、すぐに昨年もこの場所でお話した方(森町のTさん)だと記憶が蘇った。


ポイントに戻ってすぐ、ネットを使うことになった。
強風の中でのキャストはストレスが溜まるけれど、アメマスはそれを忘れさせてくれる!
2014-2-28上りアメ

Tさんと場所を入れ替わって間もなく、Tさんの9番ロッドが満月を描いていた。
しばらくして上がった魚体は、太く筋肉質な70cmに迫る大きさだった。すごい!スゴイ!!
2014-2-28Tさん

俄然、力が入る! 力が入るほどに、ラインは強風の餌食になり押し戻されてくる。
ああ~あ! もっとしっかりしたキャストを身につけなければ・・・


結局、おいらの最大魚は50ちょいだった。
それにしても、50mくらいの区間で二人が釣ったアメマスは20匹を超えていた。
この川はタイミングが合えばホント、たくさんのアメマスと遊んでもらえる。
2014-2-18上りアメ3


やさしく捕まえると、うっとりした表情に見えるのは、おいらだけだろうか・・・
2014-2-28上りアメ2
上唇が欠損しているけれど、丸顔でプリプリな本日一番の可愛い娘だ 
皆さん、フックはバーブレスにしましょうネ! この娘からもお願いです!


指が千切れそうなハードコンデションの中、
おじさんフィッシャーマン2人に充実した時間をくれたアメマスさん達、本当にありがとー!!
森町のTさん、またこの川に来た時はご一緒しましょう!!

その夜、布団に入っても右手の指3本はしびれたままであった。
多分、凍傷の一歩手前だったのだろうな・・・

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