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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

釣りに行けない日は・・・  

昨日、釣り場付近のアメダスの最低気温は何と!マイナス20℃!
珍しく仕事の考え事もあるし…休養日にしました… ブログもネタなしだから休養日…
そこで、かねてから気になっていた『がんぱっぺ~福島』さん?へお便りしたとろ…
うれしい応援メッセージが… ありました!
こりゃぁ、アップするしかない!

過去の画像ですが・・・ これからまた… たぶん来月からは… 通うであろう支笏湖でのショット
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オオカメノキ 葉の形からその名がついたとか・・・
清楚でありながら豪華さを合わせ持ってるような花姿である。
花が終わると赤から黒くなる実をつけるという。


そして支笏湖といえば、今やブラウントラウト
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ちょっと怒った感じがいいでしょ!
道東、道南と移り住んでいたのであるが、1年だけ札幌に戻っていた時に運良く釣れた一匹!
3年前の5月、春の支笏湖が微笑んでくれた。

ところで、このロッドは只今、入院中である! ティップが折れてしまってネ
ん?・・どこかで聞いたような・・・



こんな日もあるさ・・・試練の一日  

釣り人は天気予報もはずれることがあるだろうと、
自分に都合の良い希望的観測を立てて出かけます。

おおよその時刻で待ち合わせ、先週の幸せを分かち合うべく3人での釣行です。

しか~し!! 僕等は完全に川の神様に拒まれたようです!
到着すると…、一人で行っていればウェイダーをはくこともなく帰路に着くような天候!
いや~!厳しかったぁー 
モノクロの世界を彷徨う釣り人3人でありました。お疲れ様でした~

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本日、再認識したこと ⇒ -5℃以下の気温ではリトリーブの釣りはやめた方がよい!
せいぜい2キャストでガイドが凍りつきます。

さて、明日の最高気温は何度になるのだろう~!?


気休めに2年前の、この川一番の(と勝手に決めている)イケメンアメマス君
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いやぁ~ いい男だね~


そして本日の ひと花は

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大桜草  オオサクラソウ
この水系の花ではないけれど、5月のある日、まるでボクを待っていてくれたかのように微笑んでいましたね…



利別アメマスと道東アメマス  

この川のアメマスと道東のアメマスのちょっとした違い…
分りやすい写真で比べてみましょう… まずは2年前、この川のレギュラーサイズの初アメマス
3月のピッカピッカの、のぼりアメマス
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頭頂部に虫食い模様…ありますね。
これは50cm位ですが、先日の60アップもよく見るとありますネ。
このブログではここまでは利別アメしかアップしてませんが、どれを見ても頭頂部にも虫食い模様。


そして次は、道東アメマス
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同じのぼりでも秋の繁殖時期のものではあるが、頭頂部の模様はないのです!
アルバムのどれも、道東アメの頭頂部には模様がついていないのである。

だから・・・どうしたって言われれば・・・それまでであるが… ちょっとした発見です。

ついでにオマケ画像・・利別キュー様50アップ! これはこれで楽しい!
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彼らが群れる時期を知ってしまったのは昨年だったが
今年は札幌から来ることになるからどうしたもんでしょうかな…
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アメマスがいる幸せ・・その2  

昨日の興奮、未だ覚めやらず…
思い起こせば最初は、やや細身の戻りアメマスで、後半はのぼりアメマスだったような…?
ポイントは1~2mの範囲だったと思うので、同じ場所に混在していていながらも、
川の生活が長い戻りアメの方から反応したのだと想像する。
フライのサイズと色が川の生活にマッチしていたのだろう。

この川に通って2年、ここのアメマス君の生態が少し解明できたような気がするけれど…

あぁ…あと1年通えればなぁ…

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この体色!ヒレの色! 海から遡上して間もないのでしょう。サイズはやや小振りの45cm位でも
きびきびとした動きでしたね。

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このサイズの雄になると下あごの先端が上あごに収まるように変形しています。
いかつい面構えの戻りアメマス。
昨日アップののぼりアメマスとは色合いの違いも明らかですね。


本日のひと花…
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シモツケ 下野 の部類でしょうが、花姿はエゾノシロバナノシモツケ、色はエゾノシモツケソウ。
さて、本当の名は分かりません。ひょっとして新種? (6か7月のユーラップのほとり)

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アメマスがいる幸せ  

朝起きてアメダスを確認すると、せたなはすでに0度!
昨日もプラス気温になっていたし、釣り場にさえ着ければ今日は爆釣するかも…。
かも…ではなく多分! 間違いない! わくわく…るんるん気分の50kmの行程である。
釣り人の至福の時間、それは一投目をキャストするまでの、待っているであろう魚を
ヒットするイメージを頭の中で行ったり来たりさせる!
そう…想像している時間が一番幸せかもしれない。

この間の暖気で堤防の雪は低くなり、難なく釣り場に到着!
風が吹いていないのは釣りやすいけれども、絶好の条件とはいえないないなぁ…
などと思いながらも、ガイドもリトリーブする手袋も凍りつかないのは何ていいことだろー。
しかし・・・アタリもないし、気配も感じられないまま2時間が経過する。
気を取り直そうと昼食の後、やっと出てきてくれた! 
細いけと正真正銘のアメマス君! 昨日のはやっぱりイワナだったなぁ…。
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尾びれの欠損が痛々しいけど、たくましい生命力!君はえらい!ありがと~

さぁーここからだ~! と意気込んだものの続かない…。

思い切って、場所を変える決心!
それが思いもよらぬ至福の時間への誘いであった。
所々で、足の付け根まで雪にぬかりながらたどり着いたポイントで第一投…。
やや上流に置いたラインが沈んだ頃を見計らってリトリーブする。 
ん?根がかり…? とりあえずラインとロッドで合わせてみたら・・・
動く!… 重い!… おおきい!…!
久しぶりのこの感触… ばれるなよーバレルナヨー。念をいれてもう一度合わせる。
そして周りを見るが… ランディングして写真をとるのは… 氷の上しかない! 
まぁ仕方ないか・・・って氷の上によっこいしょ・・・
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やりましたぁ~ 67㎝!

しか~し! これは、ほんの序章で… 
この後、なんと二桁の連発!ほとんどワンキャストワンフィッシュ  
60cm超えが3匹! これは多分、アメマスの転勤祝いか…?
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この太さは、のぼりアメマス

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こんな幸せな時間をもらって感謝!感謝!・・・ありがと~ アメマス諸君!
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本年の初物はアメマスか?イワナか?  

道南のとある川に友人であるSご夫婦との釣行。
この時期、魚っ気のある場所は少ないのだが、そこそこのアメマスが溜まってるとか…
そして、レインボーも混ざっているという美味しい話が・・・
天気予報に反して湿り気のある小雪が降り続き、あまり気温が上がらないコンディションの中、
10分もすると友人のロッドが曲がり… 無事に50cm程のアメマスをランディング

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多分、その太さから昨秋に繁殖を終え越冬中のものでしょう。俄然、テンションは上がる!
そして夫人のロッドが曲がったものの痛恨のバラシ!  
それなのに自分だけ何の感触もなし!
何だかいや~な予感が。
まぁ、この大きさの川は得意とするところではないし、ティペットも1.2号しか持ってないし…
釣れなかった時の言い訳が頭をかすめたのではありますが…
ん?ゴミでも枝でもない何か付いているかな~ いやいや、サカナだよ~ 今年初の!

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この魚をアメマスと呼ぶか、イワナと呼ぶかは見ている方におまかせしよう…
何はともあれ2012年初の鱒でありマス

この後、S夫人のロッドがまたも曲がったと思いきや見事に水面を割ってのハイジャンプ!
正真正銘のレインボーのジャンプ!見事にフックをはずして水中に消えてった。
虹鱒がいることは確かに…証明された…

美味しいエッグの「おにぎり」ご馳走さまでした。! 

明日は利別川で正真正銘のアメマスに相手をしてもらおう!

そして本日の ひと花は 福寿草
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今は雪の下で、じっと花開く日を待っていることでしょう…
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まもなくシーズンインなのに・・・  

少し寒気が緩んできましたね。氷が落ちていれば… 堤防の雪が低くなっていれば… 
などと問いかけながら…
利別川のシーズンインに思いを巡らしていましたら・・・ 転勤です!
あと一ヶ月で・・ 札幌へ戻ることに・・

思えば2003年から2006年2月までの約3年を釧路で過ごし、その後の2年を函館で、
そして1年だけ札幌に戻り2009年の9月から2年半、2つの海を持つ町で気ままな単身赴任生活。
素晴らしい自然と釣り場、素敵な人達との出会い… 
これからは身の置き所と行動範囲が狭くなってしまうなぁ 


気を取り直して、昨年2月の60アップ… 
以前に乱暴に扱われたのでしょう上唇を… それでも立派に育ってくれたね。 
バーブレス&シングルフックの普及を願うばかりです
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もうすぐ会えるのだけどなぁ…


そして、ひと花…
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ヒトリシズカ 一人静  その姿の通りロマンチックな名前です
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春から夏への記憶②  

利別川のシーズンは雪代で増水するゴールデンウィーク前後で一つの区切りをつける。
3月末から4月はアメマスに混じってサ〇ラマスの遡上が始まり、堤防はにわかに活気づく。
ルアーロッドを曲げていた人が水辺から車へ急ぐ姿が、目に付くようになる。
そうすると南方にあるダム湖に足を延ばし、春を謳歌する花々で気分転換です。

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うつむいて花開くかたくり…。
淡い紫色をたとえるなら、好きな誰かをじ~っと思っている姿のようである。


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菊咲一華キクザキイチゲ
可憐でありながら、真っ直ぐな自己主張をしているように思えるな。

そして、花の名前を持つ鱒。
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春から夏への記憶  

異常に寒い日が続いている。
そして週末の天候の悪さは昨秋から続いているような気がする。
ところで後志利別川って名前、何でだろ~♪何でだろ~♪
地図で水源あたりをみても桧山管内のはずだと思うのだが…。


昨シーズンは、その利別川からシーズンをスタート! 
2月の、立春を何日か過ぎた頃、北海道は真冬といった方が合っているでしょうが、
力強いのぼりアメマスに楽しませてもらった。
この時期にのぼりアメマスがいること自体信じられないのだが、2月にこの魚体である! 
前の秋からの戻りアメマスではこの太さに回復するとは考えにくい。
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サイズは45センチ位でも、アメマスらしからぬ体高と筋肉質なこの太さ!


そして!!泣きナナマル!IMGP0304.jpg
体色・ヒレの色からして、川に入ってそこそこの時間が経過しているように思える。
ということは、そろそろこのポイントに入って来ているのではないか…  
しか~し!今年は雪が多くて、釣り場にたどりつくことができないのである 

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秋の記憶  

秋の花といえば、何といってもエゾノコンギク 蝦夷野紺菊
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そろそろ秋も終わろうかという時期、散る前の哀愁を感じる花姿。

こちらはユウゼンギク友禅菊 だろうか…?
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エゾニコンギクと比べれば、野の花というより庭に咲く花という風情も感じる。

これらの花が終わってから、アメマスは繁殖を終えて中流域まで戻ってくる。
道東とは違って後志利別川では晩秋から初冬にかけて、やっと相手をしてくれるようになる。
この川に来るようになって2年、鮭の後を着いてくる彼らを追いかけたのであるが、
繁殖前の固体には一度も相手をしてもらえなかった・・・。難しいものである・・・
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あと一ヶ月もすれば、この川特有の筋肉質なのぼりアメマスが相手をしてくれるはずである。
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夏から秋の記憶(2)  

今日は釣り場に行ったものの、堤防の除雪がされていなくて通行不能だった! 
下流は氷に閉ざされたままで、ロッドをだすこともなく、
タクローを聴きながら往復120キロのドライブさ。

そんな訳で、釣り場に咲く派手やかな夏の花をひとつ…

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ムシトリナデシコ  砂地に咲き誇り、艶やかさと清々しさを
あわせ持っているように感じられるます。虫をとるかのような粘液を茎から分泌するようであるが、
実際には虫を捕らえることはないようで。虫取撫子 改名してあげたい。

そしてこの花が咲き誇る釣り場には、この魚が多く見られます
害魚とされたこともあったブラウントラウト。
川に住む固体は、虫取り撫子に匹敵する艶やかさがある。

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この川はヒグマとマムシが頻繁に出没するため、
一匹釣れて一息ついた後はけっこうドキドキする場面があったりする。
この日の帰路もマムシ2匹と目が合い、後ずさりして方向転換した記憶が甦る・・・

夏から秋の記憶  

一ヶ月はシーズンオフだなぁと思いつつ、明日の予想最高気温は0~1℃!
風は弱そうなので、今から行く気満々

その前に、昨シーズンの記憶を留めておこう!

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蝦夷アジサイがひっそりと咲く夏の渓、その昔は魚が溢れていたはずである。
残念ながらかすかな反応があっただけであった。まぁ、腕のせいもあるのだろう。

それでも、ここからかなり上流まで歩きに歩いて、2時間後にやっと出てきたレインボー。

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得意とするところではないドライに出てくれただけに嬉しい!
広いプールだったので3番ロッドでも走らされることなく記念撮影となりました。


同じ8月の日、いつも見かけている花…
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一昔前はマーガレットと区別できなかった姫女苑ヒメジョオン
清楚なお姫様といった感じだな…。

そして、もうひと花
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エゾミソハギ…華やかに群生していました。淡い紫がかったピンクの華やかな色合い。


そして夏といえば 岩魚 イワナ いわな・・・

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31センチのいわゆる尺岩魚、泣き尺でなくてヨカッタ
しかし、アメマスフリークとしてはちょっと…物足りない気もするのは、
わがままな釣り人の性である。

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