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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

本流アメマス一泊二日の一日目  

3月21日(土)

長万部を過ぎた8時頃、taniさんはライズのある兜野に入るとの電話
おいらは少し上流のポイントに、9時過ぎに入った

そして、お互いにアタリのない時間が過ぎ、11時位に中間地点で合流
壮年フライフィッシャーマンは絵になるなぁ~
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対岸は近く見えるが50m以上はあり、波がたっていない所に魚が付いているはずだ・・・

少しの時間が経過して、taniさんのロッドは曲がったままで、なかなか寄ってこなかった


そして、姿を現したのは・・・
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外道ではあるけれど・・・ う・羨ましい!!
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その魚は、ギンギラ銀にさりげなく・・・ほぼ60のナイスバディだった!


おいらはというと・・・
水曜日の尻別と合わせて、丸二日間もアタリすらない釣りが続いてしまった
自分が釣った魚の画像を収められないのは寂しいものである
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ちょっと贅沢をして温泉で、ボウズ癖を洗い流し、二日目に期待しながら熟睡したのでした
あ~あ、釣れな~い!頑張っているんだけどな~! 

雨後の爆釣予測は・・・  

3月14日(土)
週初めの雨による増水で、川の匂いに誘われたアメマスが遡上して来ていて
ワンキャスト・ワンフィッシュの爆釣予感があったのだが・・・

同じように推測したのか、堤防にはすでに4台の車があった
太平洋側はいい天気だったが、釣り場はこんな状況からスタート
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一持間もすると天気は回復したが、魚っ気は全くない
増水してから3日位だから、ここまで上がってきていないだろうとの予測で少し下流へ移動する
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朝一にあった車とは違う車が止まっていた
その先行されていた方が、ルアーで一匹引き出したの見て元気付けられた
流れの最終、ぎりぎりの所でやっと魚の感触があった
ばらさないように、ランニングラインを巻き取るのは後回しにして慎重に寄せる
ランディングネットを手にすると、真っ白な腹部を翻して抵抗し、アメマス特有の首振り・・・
お見事!! フックを外されてしまった!  まぁ・・・50cm位だろうが・・・悔し~い!!

その後、魚からの反応は全くなく、雪混じりの風が付いてきたので更に移動を考えていると
みっちゃん夫妻からの電話、サーフは芳しくなく移動してきていた
しかし、吹雪模様へと急変した天気にやる気をなくし、帰ることにしたようだ

『釣り場とは、帰った後にベストコンデションになるもだよ!』と投げかけたおいらの言葉に15分後・・・
雪も上がり、下流のポイントで合流することに

3人で流していて、反応のない時間が続いたが・・・
何か釣れている!!
・・・?・・・?
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カニ 蟹 !?
凄腕フライフィッシャーである

その後、新規ポイントの開拓に移動したが、そう簡単には見つけられないものである
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そして夕まずめの16時半を回ってから、やっと相手になってくれた50cmオーバー
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その後、間もなく、ほぼ60サイズを手にした後にアクシデントが!!

せっかくだから写真をとってもらおうと、カメラを首からはずして渡そうとしたその時!
左手で魚を押さえて、右手にカメラを持っていたのだが
魚が暴れてカメラが・・・水ポッチャ!
逃げ出そうとする魚を両手で捕まえようとしてしまった!
すぐに水中から取り上げ、振って水を切ったのだが「バッテリーを確認して下さい」とかの表示後、暗くなってしまう!
あ~あ、このカメラどうなってしまううんだろう
望遠レンズとのキットで、ビューラーのロッドと同じ位の値段だったんだがなぁー・・・

雨後の爆釣予測はハズレ、魚達は海に戻ってしまったという結論であります 

カメラは本日、回復基調にあります!ホッ… 

魚信のない長い時間の後に  

3月7日(土)
土曜、日曜と気温も高く、風も弱い予報だったので一泊も悪くはないと考えていた
早春の川と海で、ゆったりと心地よい時間を過すことが出来るはずだった

結果は、8時から18時まで釣り場にいて、2匹の魚が相手になってくれたのだが
4時を過ぎてからである
魚を探して忙しない時間が続いてしまった

フキノトウが顔を出していた堤防
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風がつき小波が立ち始めた春の海
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匿名希望
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人気者ゆえ、住所も勘弁して下さいとのこと
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最後に選んだポイントで
やっと、おいらのフライを咥えてくれたアメマス君
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頬にも虫食い模様のあるオシャレな顔立ち
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長~い一日の終わりに相応しい夕焼け空
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ステキな光景とは裏腹に、浮かんでくる言葉は
「俺が昔、夕焼けだった頃、弟は小焼けだった・・・」

分かるかな~? わかんないだろうなぁ~ ♪

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました(^^

南の本流は異常?  

2月28日(土) 4時の出発
風が強い朝のうちは漁港でやってその後、釣友taniさんと川で落ち合う予定

そこそこに釣り人はいたが、気配も感触もなし!
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古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう (たくろうさん)
老兵は死なず、ただ消え去るのみ(マッカーサー)

老釣り師は港に留まらず、川へ移動するのみ

釣り友、taniさんのロッドが曲がる
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アメマスじゃないなぁー!との言葉どおり、姿を現したのは・・・
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アブラビレはないけれど、透明感のある綺麗な魚体だった

またしても、やつか・・・
いえいえ、今度は美形アメメマス
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おいらは・・・というと、赤いネコヤナギを探してみたけれど
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見つけることが出来なかった
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ちょっと赤っぽいのは、光の入り方のせいだろう

そうそう、一応ロッドは振っていたのだけれど、朝方のバラシがあっただけ
年々、魚影が薄くなっているようで、今年は特に少ない!?
誰か「赤ねこやなぎ」の自生場所を教えてくださ~い!

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます (^^

平日アメマス釣行(完全編)  

2月17日(火)4時半の出発
多分、9時前にはロッドを降っていたのだが、気温はー5~6℃だっただろう
字をあてると「樹霜」
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ご覧のように、木々は凍てついている

なるべく指にラインをべったり付けないように、両指でつまんでリトリーブをする
しかしガイドはすぐに凍りついてしまう
が・・・シュガーさんの二の舞にならないように、慎重に取り除く!

一匹ばらした後、沈黙の時間が続き、ルアーの方が下手に入ったけれど魚をかけた様子はなかった
8番ダブルに慣れていないのでバラしたサイズは何とも言えないが、60を超える手応えではなかった
二時間近く経っただろうか、ルーアーの方が上がった後、3往復目に・・・やっと・・・!
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気温が上がり、少し活性が高くなったのか・・・
何回も目の前を流れるおいらのフライに、たまらずに反応してしまったのか・・・
真相は定かではない
そして、同じポイントで・・・
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60には足りないが、このサイズになると浅瀬に寄せた後、流芯へ向かう走りは力強い!
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ぴっかぴかの美形アメマス!

この後、45cm位を追加し、昼食と移動を決意し車にもどる

まさか空から、おいらの姿が見えたわけではないだろうに
魚を描こうとして書き損ねた落書きのようだ
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昼食後に兜野で流すものの、川底の障害物にフライを3個も取られ、新規ポイント開拓へ移動
ライズはあったのだが、おいらのフライは無視され続けた

この魚が出た時には、連発に胸がときめいたのだが・・・
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単発で終わってしまった
そんなに甘くはないものだ
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帰る時間を気にしながら移動したポイントで・・・
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この日、唯一の越冬下りアメマス
体長は一番あったかもしれない

朝起きて帰宅するまで15時間という、長い一日が完結した
この川が本格化するのは、もう少し先のようである

何故か、遊んでくれたのは全て女子アメだった
こんな日もあるんだなあ・・・(^^

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