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北海道の鱒と野の花

釣り竿とは一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

虹鱒エリアの岩魚  

数年前はニジマスとイワナが混在していたエリア
今年の春・夏含め最近は九分九厘ニジマスしか釣れなかったのだが
どういう訳か、この日はイワナがポンポンと出てきた
秋が進むにつれてニジマスが上流へ移動したのか、イワナが下流へ降りてきたのか・・・
真偽は分からないけれど、イワナが釣れるのは嬉しいかぎりです

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タニソバ((谷蕎麦)
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秋が深まるにつれ茎も葉も赤く染まって、とてもキレイです

尺イワナが三匹  

8月25日の釣り
比較的近いこともあり、例年だと4~5回は訪れる釣り場
特に理由はないけれど今年は2回目の釣行
ちょっと入渓しにくい所から入ったのが良かったか
増水気味だったのが良かったか、四匹中三匹が尺岩魚というラッキーな日でありました

31だったか2だったか・・・この日一番の魚
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ちょうど30㎝
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25~6㎝か・・・
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最後もちょうど30㎝
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ダイモンジソウ(大文字草)、湿った岩盤を好む花です
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ついつい来そびれてしまい、ほとんど終わりになっていた

グッドな岩魚  

8月19日の釣り
そこそこの雨量があった二日後、ピップウエーダーの中にちょっぴり浸水
予想より水の引きが遅かった
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近頃はニジマス中心の流域だが、今回は岩魚が数多く出てきた
しかも型揃いのいい岩魚で大満足、ニジマスに負けず上手く棲み分けてほしい

ぴったり尺岩魚、お腹はオレンジ色の名残があるようなないような、ほぼ白い色
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この日の最小、お腹ははっきりオレンジ色
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尺をちょっぴりオーバー
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ほぼ尺岩魚、お腹のオレンジ色がかすかな個体
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カワラハハコ
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ヤマハハコかも知れませんが、河原に咲いていたのでね
カワラハハコはヤマハハコの亜種のようです ^^

イワナかアメマスか  

水玉模様の大きさや密度からイワナとアメマスを区別するのは難しい
一般的に、お腹の真下がオレンジ色のものをエゾイワナとしているが
佐藤成史さんの名著「瀬戸際の渓魚たち」によると、遺伝子的には同じ分類のようだ
釣り師的には分けて呼びたいと思っている

この魚、水玉模様の様子はアメマスだが、お腹の下が薄っすらとオレンジ色だった
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水玉がやや少ないタイプ、間隔が空いている
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水玉が多く大きさがまちまちで背中の方にもある
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こちらも水玉が多いタイプ、この魚だけお腹の下の色合いを見ていなかった
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クサフジ(草藤)、青紫色のマメ科の花
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釣れた場所は海から遡上不可能な上流域で、同じポイントにいたのではなく
全てばらばらのポイントから出てきた
さて、イワナと呼ぶべきかアメマスと呼ぶべきか・・・

花咲く岩魚の渓  

タニウツギが咲く流れ
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この渓で多い色合いの25cm
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色の薄いタイプの尺岩魚
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これから楽しみな20cm位、このサイズが続けばほっとするのだが・・・
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この日も、岩魚の領域まで進出していたニジマス
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ヨモギの中で勢力を広げているルピナス
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花と岩魚に癒された夏の一日でありました

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